男の背中、女のお尻 中公文庫

佐藤愛子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122065734
ISBN 10 : 4122065739
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;16

内容詳細

女の浮気に男の嫉妬、人のかわいげなどを縦横に語りあい、男の本質と女の本音を鋭く突いた抱腹絶倒の対談集。野坂昭如、中山あい子との鼎談のほか、筒井康隆、川上宗薫が描く二人の未来予想図も収録する。「イカリの愛子」「いけずのお聖」の若かりし頃の熱気とエネルギーが溢れる一冊。

目次 : 1 男の結び目(男の背中、女のお尻/ ここで一パツ泣く女/ かわいげのある男、ない男/ 権力欲あれこれ/ 色事と嫉妬 ほか)/ 2 男と女の結び目(あぁ男 おとこ/ 銃後と戦後の女の旅路/ 匿名座談会 男性作家読むべからず(佐藤愛子×田辺聖子×中山あい子)/ 鼎談 愛と聖のはざまで(佐藤愛子×田辺聖子×野坂昭如)/ 愛と聖(野坂昭如) ほか)

【著者紹介】
佐藤愛子 : 1923年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒。同人雑誌「文藝首都」に参加し、執筆を始める。69年、『戦いすんで日が暮れて』で直木賞、79年、『幸福の絵』で女流文学賞、2000年、菊池寛賞、15年、『晩鐘』で紫式部文学賞を受賞、17年、旭日小綬章受章

田辺聖子 : 1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。63年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、88年、『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年、菊池寛賞を受賞。98年『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。2008年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パフちゃん@かのん変更 さん

    2018年発行の文庫本を読みましたが、中身は1970年代のものです。お二人は40代か50代。お元気で威勢がいい。愛子さんもまだお孫さんが生まれる前の話。愛子さんも聖子さんも夫婦喧嘩は物を投げるらしくてすごい。

  • たろさ さん

    自分が生まれる前の対談集ということもあり時代を感じる。「銃後の戦後と女の旅路」戦前・戦中・戦後の日常についての対談だがこういう話はもっと沢山の人に知ってほしい内容だと思う。「匿名座談会 男性作家読むべからず」言いたい放題感が楽しい。今は亡き作家さん達がわんさかいるので存命中の話を知ることができて尚楽しい。

  • アカツキ さん

    ずいぶん昔の対談本で驚いたけれど、対照的な二人のやりとりがとても面白かった。田辺聖子さんが女友達と「三国志」で誰が一番好きかという話をして、可愛らしくて一番いい男だと挙げた人物を佐藤藍子さんが最も踏みにじりたい男と言ったのが可笑しかった。あの人物は遠目美人ならぬ遠目美男だと思う。

  • スリカータ さん

    随分昔の対談のようだ。かもかのおっちゃんが生きてるし。登場する男性作家も古すぎて分からない人がいた。それだけ長く生きてこられた人なんだなぁ。野坂昭如さんが田辺さん佐藤さんの前では、下手に出ていたのが面白かった。

  • ぶっちゃん さん

    やっぱり年代が年代なので、男の人論はええっー! と思うような事があったり、これ今だとアウトかも(笑)と楽しいお二人の会話。 その中で気になったのは、『女を持ち上げる時代は平和ね。女の人をくそみそにいう、これはものすごく国が右に傾いているわけですよ。いま女の人が一見強いみたいに見えるでしょう。それに反対して、ぼつぼつと女性蔑視の風潮が広がりつつあるんです。いまではソレが新鮮に見えるからそういう人がふえてくると思うの。これはちょっと危ないですよ。右傾化と正比例して動いていく。』1970年代の対談。今はどう?

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人物・団体紹介

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佐藤愛子

1923年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。1969年、『戦いすんで日が暮れて』(講談社)で直木賞、1979年、『幸福の絵』(新潮社)で女流文学賞、2000年、『血脈』(文藝春秋)の完成により菊池寛賞、2015年、『晩鐘』(文藝春秋)で紫式部文学賞を受賞。2017年、旭日小綬章を受章(本データはこの

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