血脈 上 文春文庫

佐藤愛子(作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167909789
ISBN 10 : 4167909782
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
640p;16

内容詳細

物語は大正四年、人気作家・佐藤紅緑が妻子を捨て、新進女優の横田シナを狂おしく愛したことに始まる。父親への屈折した思いを胸に、散り散りになる八郎、節、弥、久の四人の息子たち。シナのつれなさに苦悩する紅緑が半ば別れを覚悟した矢先、シナの妊娠が判明。大正十二年、愛子の誕生で、二人は離れられぬ宿命を受け入れる。

【著者紹介】
佐藤愛子 : 大正12(1923)年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。戦後「文芸首都」の同人となり小説を書き始める。昭和44(1969)年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。平成12(2000)年、父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始めとする佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により第48回菊池寛賞を受賞。平成27年「晩鐘」で第25回紫式部文学賞を受賞。平成29年、旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パフちゃん@かのん変更 さん

    単行本で読みました。佐藤家の家系図すごい。上巻ほとんどはまだ愛子が生まれる前。兄の八郎(サトウハチロー)や節、弥、久など兄たちの無軌道ぶり。というか、もともとお父さんが無茶苦茶な人ですね。女優だったお母さん、美人で冷静な人。お父さんより精神力は強いと思われますね。上巻は久の自殺のあたりまで。いやあ、すごい家族だ。

  • やじ さん

    佐藤愛子さんのお父様である佐藤紅緑(洽六)の激情に翻弄される家族とそれを取り囲む人々の実話。スケールが規格外で凡人には理解できぬ…。書くことによって佐藤愛子さんのご先祖様方が成仏され「霊現象が収まった」という大作。これでもかという出来事が続きページをめくる手が止まらない。

  • kumako さん

    話の進みが遅いので読むのに苦労しました。佐藤の血を引く男たちのダメンズぶりに対して妻たちはどっしり構えているというか、おおらかというか。これも父親に財力があるから耐えられるのか?結局は金か…。そんな父親の財力も上巻の最後には先細ってきて、この先ダメンズ達はどう成長していくのか、堕ちていくのか…?10年前に読んだ時は上巻だけで断念しましたが、今回は読めそう。先が気になります。こんなに荒くれ者の八郎がかわいい童謡を作るんですね。

  • まり さん

    私は何故かいつかこの小説を読まなくてはならないと思っていた。すごい長編、少しも気を緩められない。先は長そう。でも引き込まれる。

  • decomo さん

    佐藤家の血脈。驚くほど駄メンズな佐藤男子。愛子さんしか書けないですよね。とにかく凄すぎ。

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