老兵の進軍ラッパ 文春文庫

佐藤愛子(作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167450199
ISBN 10 : 4167450194
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,218p

内容詳細

今や、女性は知的に論理的になり、「我慢」という言葉はカビの生えた古墳になってしまった。耐えなくてもすむ世の中、要求し文句を言えばいい世の中―これが五十年かかって手に入れた幸せの形なのか!?スッキリ生きるために、ついには人の感情まで切り捨てるに到ったこの時代の目を覚ます、共感・納得・爽快なエッセイ集。

目次 : ラッパ吹く前に/ 真面目さの悲劇/ スッキリかジタバタか/ ああ心配でたまらない/ スリコミについて/ 温泉騒動と猫騒動/ 進軍ラッパは錆び加減/ 不思議だらけ/ 子供の悲劇/ 知性ありやなしや〔ほか〕

【著者紹介】
佐藤愛子 : 大正12年大阪生まれ。甲南高女卒業。戦後、「文芸首都」の同人となり、小説を書き始める。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。ユーモアにいろどられた世相風刺と、人生の哀歓を描く小説やエッセイは多くの読者のこころをつかむ。父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始め、佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により、平成12年第48回菊池寛賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あやっぴ さん

    母がどんな本を読んでたんだろう、と気になり書棚からとり出した一冊。大正生まれの佐藤愛子さんのエッセイ。人生の大先輩でありながらお歳を全く感じさせなく、エネルギッシュで洒落がきいてて内容もすごく面白かったです。私の母も佐藤愛子さんと似たような人でした。宝物としてこの本を大事にしよう!(*'ω'*)

  • 4丁目の父ちゃん さん

    佐藤愛子さん、名前はよく聞くがどんなお方だろうか? タイトルが面白そう 読んでいき楽しい、うなづく、その通りや...... 「幸福のソフト5五箇条」ちょっとだけ意識してみようかな。 やはり大阪のおばちゃんは強い!!

  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《私-図書館》愛子さんの未読のエッセイみつけて、一気に読む。

  • カリン さん

    「90歳、何がめでたい」の80歳バージョンだろうか。この人はいつも時代を上手く切り取っているなと感じる。

  • 佐藤ゅ さん

    最後、三田佳子の話で私は泣いた。何の取り柄も無く平凡な私でも三田佳子の苦しみはわかる。よくわかる。だから愛子先生の怒りに泣く。きっと愛子先生も涙を流されたことだろう。

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