学校を改革する 学びの共同体の構想と実践 岩波ブックレット

佐藤学(教育学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784002708423
ISBN 10 : 400270842X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
佐藤学 ,  
追加情報
:
62p;21

内容詳細

一人残らず子どもの学ぶ権利を保障し、一人残らず教師が専門家として成長する学校は、どのようにして実現するのか。日本はもとより海外でも近年、爆発的に普及している「学びの共同体」の学校改革とは。その哲学、授業の進め方、教師間の連携、保護者との関係づくりまでを開陳する、待望の入門書。

目次 : はじめに 改革の始まりと高まり/ 1 二一世紀の社会と学校/ 2 学びの共同体のヴィジョンと哲学/ 3 学びの共同体の活動システム/ 4 協同的学びによる授業改革/ 5 教師間の同僚性の構築/ 6 保護者との連帯、教育委員会との連携/ 7 国内外のネットワーク/ 8 地域にパイロット・スクールをつくろう

【著者紹介】
佐藤学 : 1951年広島県生まれ。学習院大学文学部教授。三重大学教育学部助教授、東京大学教育学部助教授、東京大学大学院教育学研究科教授を経て、2012年4月より現職。教育学博士(東京大学)。全米教育アカデミー(NAE)会員、日本学術会議第一部(人文社会科学)部長、日本教育学会前会長、アメリカ教育学会(AERA)名誉会員。国内数千校、海外数百校の学校を訪問し、学びの共同体の学校改革の研究と実践を積み上げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • eve さん

    最初はこの取り組みは怪しいと思った。しかし決めつけてはいけないのでこのブックレットを読んでみた。理念やヴィジョンは素晴らしいものなのだろう。納得できる部分もできた。「学校改革を疑う教師が一人でもいれば改革はできない」という。なるほど確かにそういうものだろう。しかし現在多くの学校で改革が進むという。疑う人たちをどのように誘導したのかが全く書かれていない。そういうことを考えながら読んでいると,すべてが著者の妄想なのではないかと思えてしまう。現在取り組んでいる学校やその実績に関する情報ソースが少なくて半信半疑。

  • すみけん さん

    「新しい学び」を提唱し、実践している内容をコンパクトに平易に書かれている。「学びの共同体」を構築し、成果を上げるためには、教える側の力量が問われる。一斉授業で授業が成立しない教員がこれをやると恐ろしいことになりそう。まずは教える側の教育力の向上と研究が必要。でも、できればこの学び方に移行していくべきなのだろう。「博物館」では困る。

  • 生ハム さん

    「学びの共同体」についての概要がまとめられていました。 教師には「職人」と「専門家」の2側面の成長がある、としていたのが面白かったです。 職人としての成長は、優れた実践の模倣によって。自らの技術を磨き上げていくイメージでしょうか。専門家としての成長は、ケーススタディ、つまり経験によって。子供観を磨いていくイメージでしょうか。あと、もう一つ印象的だったのは、 学習は必ずしも 基礎 → 発展(応用) という順番では起きないと言うこと。 応用 → 基礎 という順番で理解する子もいると言うこと、でした。

  • しかっくま さん

    著者が理論立て、各地で実践して実際に行ってきた学校改革の手引書。非常に薄く、すぐ読める。改革のための活動システムに紙面が割かれている(@教室における協同的学びA職員室における教師の学びの共同体と同僚性の構築B保護者や市民が改革に参加する学習参加)。また、この学校改革を画一性を招く「運動」やトップダウンによってするのではなく、ネットワーク型でゆるやかに広めるのだという。ビジョンや理論にも納得・共感できるし、実現への道のりの険しさ含めて、説得力がある。と、門外漢は思ったのだが、関係者はどう読むだろうか?

  • Miki Shimizu さん

    うーん、できたらすごそう!でも、今までやってきたこと、知っていることと違いすぎて、想像ができない。

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