平成史 小学館文庫

佐藤優

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094066340
ISBN 10 : 4094066349
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
544p;15

内容詳細

何が起きたか、なぜ起きたか。同時代に生きる二人が政治、経済、事件、皇室、文化を縦横無尽に語り尽くす。福島原発事故(二〇一一年)の予兆は、JCO臨界事故(一九九九年)にあり。日本の「右傾化」は、PKO協力法(一九九二年)から始まった。ピケティが予言していたゴーン逮捕(二〇一八年)…。時代を通覧することで平成の因果が見えてくる。バブル崩壊、オウムテロ、二度の大震災、安倍一強ほか、すべては、裏で繋がっていた。年表、流行、ブック&シネマリストも充実。文庫化に際して両氏の新版まえがき&あとがき、新章「平成が終わった日」も収録。

目次 : 第1章 バブル崩壊と55年体制の終焉―平成元年→6年(1989年‐1994年)/ 第2章 オウム真理教がいざなう千年に一度の大世紀末―平成7年→11年(1995年‐1999年)/ 第3章 小泉劇場、熱狂の果てに―平成12年→17年(2000年‐2005年)/ 第4章 「美しい国」に住む絶望のワーキングプアたち―平成18年→20年(2006年‐2008年)/ 第5章 「3・11」は日本人を変えたのか―平成21年→24年(2009年‐2012年)/ 第6章 帰ってきた安倍晋三、そして戦後70年―平成25年→27年(2013年‐2015年)/ 第7章 天皇は何と戦っていたのか―平成28年→30年(2016年‐2018年)/ 文庫版新章 平成が終わった日―平成30年→31年(2018年‐2019年)

【著者紹介】
佐藤優 : 1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。『自壊する帝国』にて大宅賞、新潮ドキュメント賞受賞

片山 杜秀 : 1963年、宮城県生まれ。思想史研究者、音楽評論家。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。『未完のファシズム』にて司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    『現代に生きるファシズム』は興味深く読んだ。本書は一部重なる部分もある。ただ、時代のトピックを語るという膨大に横に広げることが可能な構成なので、掘り下げが足りていないなどの理由で少し読みづらくもあった。編集が大変だっただろうなと推測する。

  • なお さん

    佐藤氏と片山氏の対談。バブル崩壊からオウム事件、世紀末、天皇とは…平成を振り返って斬り込んだ対談だと思います。

  • Risuke Koshiba さん

    平成を多方面から振り返った対談本。500ページ強あり、少し時間がかかったが、平成とはどんな時代だったのだろうか?と自問しながら、楽しく読めた。各章の終わりに、その年ごとの出来事、流行語、流行歌、映画、本などがまとめてあり、懐かしくなった。

  • mike さん

    単行本を会わせると3回目の読了。令和となって丸三年というタイミングで、再読した。私自身にとって平成とは、10代から40代を過ごした時代で、どの年も記憶に残っている。本書を読んでそれぞれの時代を振り返ってみた。このお二人の対談は面白い。

  • Mark X Japan さん

    平成を振り返っていますが,最初の方はオウムのことが中心ですし,全編を通しての公明党・マルクスの過大評価が気になります。『資本論』を読んでみれば,言わんとしていることが,見えてくるのでしょうか。色んなことの関係性も鋭いと思うことからこじつけや偏見と思えることも散見しています。物事の判断基準は,西部邁の遺作にあるように二十歳くらいでみについたものなのでしょう。☆:3.5

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