ウクライナ「情報」戦争 ロシア発のシグナルはなぜ見落とされるのか

佐藤優

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198655211
ISBN 10 : 4198655219
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
追加情報
:
288p;19

内容詳細

米国によって「管理された戦争」でウクライナが勝利することは不可能だ。プーチンの暴走と戦争を停めるには、ロシアの論理を知らなければならない。安倍元首相殺害、対露制裁、北方領土交渉…今の日本をロシアはどう見ているか。

目次 : 第1章 クレムリンから見たウクライナ戦争の行方(「宣伝」と「煽動」に分かれたロシアメディア/ アメリカにとって「ウクライナ侵攻」の優先順位は低い ほか)/ 第2章 ウクライナ侵攻2022:時計列分析(戦時中の状況分析には「距離」と「冷静」が必要だ/ 「特別軍事作戦」に踏み切る戦争の根拠(2022年2月) ほか)/ 第3章 再検証:2014年「クリミア併合」(ロシアとの戦争を挑発していた8年前のウクライナ/ マレーシア航空機撃墜をめぐる米露情報戦 ほか)/ 第4章 日露の変化を北方領土交渉から見る(対ロシア制裁に至るまでの日露関係の変遷/ 約50年前の「ソ連北方領土極秘文書」はなぜ公開されたか ほか)

【著者紹介】
佐藤優 : 作家・元外務省主任分析官。1960年東京生まれ。85年にノンキャリアの専門職員として外務省入省。在モスクワ日本大使館勤務等を経て、国際情報局分析第一課主任分析官。2002年、背任容疑で逮捕後、512日間の勾留を経て保釈。05年に執行猶予付き有罪判決を受け、その後、控訴・上告するが、09年の最高裁判所による上告棄却で判決確定、失職。作家に転身。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かずぼう さん

    今回の戦争に至るまでのロシア側の考え方を見ることが出来た。本書によれば故安倍元首相は、プーチンと上手くやっており、地政上ロシアと接近する事を選んでいた。中国連合(北朝鮮、韓国)とのパワーバランスを図りたかったようだ。ウクライナ戦争でロシアの印象は滅法悪いが、中国連合が、過去の日本を許すことは今後も無いと思う、だったらロシアと組んだ方が、まだ良いのかも。

  • れいまん さん

    今のロシア、ウクライナ戦争は、ウクライナが正義との前提の上での情報のみで、少しでもロシアの事情を説明しただけでも、非難轟々の中、良く上梓した本だと思う。この戦争は、ロシアの弱体化を望むアメリカに管理された戦争というのはあっているのだろう。 それにしても、兄弟としての歴史が長いロシアとウクライナは、とにかく停戦してほしい。国連頑張れ!

  • ANUNYAPHUM さん

    「アサヒ芸能」に連載ってことにまず驚き。著者がロシア語が完璧なのと人脈があるため、資料性の高い情報が満載。時系列に記載してあるので、振り返っての理解が深まる。この後の続刊を望みます。

  • ぽー さん

    ロシア側から見たウクライナ戦争。鈴木宗男があからさかま露擁護で顰蹙を買っているけど盟友佐藤優氏も冷静に露やプーチンの考えている事を伝えているだけと言いつつウクライナが原因を作ったのだと露擁護に徹している印象。露側について資源を貰い中露からの侵攻を防ぐという大きな絵を描いているのではなくライフワークである北方領土交渉の火を消したくないだけではと思わされる。第2次大戦戦勝国の露をアメリカと共に沈めればゲームチェンジになるし何より正義の側についている訳だがここで露と付かず離れずでなく擁護するのは?

  • まさまっくす さん

    ロシア側からのウクライナ、そのバックにいるNATO、その主体者である米国を見る。プーチン・ロシアの論理では、ウクライナ進行は必然。極端な勧善懲悪の報道や言説には注意。

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