星からおちた小さな人 新イラスト版コロボックル物語

佐藤さとる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061335257
ISBN 10 : 4061335251
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
248p;19

内容詳細

 日本で初めての本格的ファンタジーとして、1959(昭和34年)の初版から読みつがれてきた傑作「コロボックル物語」シリーズ。毎日出版文化賞、国際アンデルセン国内賞も受賞しています。また、最近では人気作家の有川浩氏が、佐藤さとる氏公認で書くことになっている「続編」にも注目が集まっています。
 このたび、「コロボックル物語」でデビューし、その挿絵を手がけてきた画家・村上勉氏が、画業50年を迎え、創作の集大成として、すべての挿絵を新たに描き下ろしました。
 円熟したイラストとともに、手に取りやすいサイズで刊行する「新イラスト版 コロボックル物語」です。

「矢じるしの先っぽの国、コロボックル小国」は、人間の世界からいろいろなことを学んで、めざましくかわりはじめていた。
 学校をつくり、新聞を発行し、科学も学んだ。ただ、なるべく人間とかわらないよう、ひっそりとくらしていた。
 だが、新型飛行機の試験飛行の日、コロボックルの一人がついに人間にみつかってしまう。コロボックルのことなど、何も知らない少年に……。

※小学5年以上漢字にルビつき 

【著者紹介】
佐藤さとる : 1928年、神奈川県生まれ。『だれも知らない小さな国』で毎日出版文化賞・国際アンデルセン賞国内賞などを、『おばあさんのひこうき』で児童福祉文化賞・野間児童文芸賞を受賞。日本のファンタジー作家の第一人者として知られる

村上勉 : 1943年、兵庫県生まれ。「コロボックル物語」シリーズのほか、挿絵、絵本、装丁など幅広く活動。『おばあさんのひこうき』(佐藤さとる)で小学館絵画賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミーコ さん

    このシリーズ、大好きです❣️ 1から読んでますが早く〈コロボックル〉や〈せいたかさん〉に会いたくてウズウズ。。。 今回はチャメ公に捕まり、鉛筆削りの中に入れられてしまったミツバチ坊や。乱暴に扱わない事は分かっていてもハラハラ…。 オチャメちゃん ずいぶん大きくなって聡明なこと。せいたかさんとオチビ先生との なれそめを知ってるから、なんだか長年、見守っている様な気持ちにー。終わってしまうのが勿体ない気持ちで読んでました。またコロボックルに会いたい気持ちでイッパイです。

  • Tadashi_N さん

    仲間を思う気持ちが掟より優先される。ハッピーエンド。

  • るるみこ さん

    シリーズ3作目。日々進歩する小さな国。新型飛行機の飛行試験中の事故によりミツバチ坊やが人間に見つかってしまう。ミツバチ坊やを救出すべくオハナちゃん、双子のサザンカ兄弟、せいたかさんとママ先生の娘・おチャメさんが大活躍!2作目で語られた風の子たちもばっちり出世してました(笑)オハナちゃんとおチャメさん可愛かったぁ♪コロボックルたちの姿を想像するとワクワクします。すっかり、コロボックルの世界観に魅せられてしまった。<新イラスト版>で読み始めたものの、まだ4作目以降が発売されてない…。待つか旧版で読むか悩む。

  • かおりん さん

    コロボックルのミツバチ坊やが人間に捕まってしまう。新聞配達の少年おチャ公は鉛筆削り機にミツバチ坊やをいれる。おチャ公はお金もうけではなくミツバチ坊やと一緒にいたくてチーズや水も与える。いたずら好きのサザンとザンカがミツバチ坊やを探しあて、オハナの機転もあり、せいたかさんの娘のおチャメさんもコロボックルについて知ることが出来る。おチャメさんもかしこくていい子で、大事にならずにミツバチ坊やは家に帰れる。おチャ公との友情も続きそうで読後はほっこり。鉛筆削り機の形がなつかしかった。

  • ふぇるけん さん

    コロボックルシリーズ第3弾。新型の飛行道具のテスト中にもずに襲われ、けがをして人間につかまってしまったコロボックル。せいたかさんの力を借りつつ、コロボックルの知恵を結集した救出作戦がアイディア満載で楽しい。今回はせいたかさんの娘のオチャメさんも活躍。さて、次は有川浩さんが受け継いだ続編だ!

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人物・団体紹介

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佐藤さとる

1928年、神奈川県生まれ。1959年出版の『だれも知らない小さな国』(講談社、毎日出版文化賞、児童文学者協会新人賞、国際アンデルセン賞国内賞)に始まる「コロボックル物語」シリーズなど、ファンタジー文学の第一人者として活躍。同シリーズの『星からおちた小さな人』で産経児童出版文化賞、『おばあさんのひこ

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