戦後アメリカ外交史 有斐閣アルマ

佐々木卓也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641220805
ISBN 10 : 4641220808
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
404p;19

内容詳細

戦後のアメリカ外交のダイナミックな全体像を提示する。国際秩序の形成に決定的な役割を担う国、アメリカ。戦後のアメリカ外交を政権ごとに分析・考察した、読み応えある通史。オバマ政権の総括とトランプ政権発足の素描を加えた。

目次 : 序章 アメリカの外交的伝統―戦前期の外交/ 第1章 戦後外交の起点―ローズヴェルト、トルーマン政権期の外交/ 第2章 冷戦の変容とアメリカの蹉跌―アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン政権期の外交/ 第3章 パクス・アメリカーナの揺らぎとデタント外交―ニクソン、フォード、カーター政権期の外交/ 第4章 冷戦終結外交と冷戦後への模索―レーガン、ブッシュ政権期の外交/ 第5章 新しい秩序を模索するアメリカ外交―クリントン政権期の外交/ 第6章 理念外交の軍事化とその帰結―G.W.ブッシュ政権期の外交/ 第7章 混迷する世界情勢と転換期のアメリカ―オバマ政権期の外交/ 終章 岐路に立つリベラルな国際主義―トランプ政権期の外交

【著者紹介】
佐々木卓也 : 1958年、北海道に生まれる。1981年、一橋大学法学部卒業。オハイオ大学大学院留学(1985‐87年)。1988年、一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得。関東学院大学法学部専任講師、同助教授などを経て、現職。その間、イェール大学客員研究員(1997‐99年)。現在、立教大学法学部教授(アメリカ外交史、日米関係史専攻)。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • TS10 さん

    第二次世界大戦からトランプ政権までのアメリカ外交の教科書的通史。個人的には、冷戦後のアメリカ外交の動向を体系的に知れたのが収穫だった。ソ連を主要敵国と想定して外交政策を形成してきた冷戦が終焉を迎え、アメリカは外交政策の軸を一時中東に傾けたものの、近年ではアジアへの関わりを強めている。また、デタントやイラン核合意など大統領の政策に対して議会が与えてきた影響の大きさが印象に残った。将来のアメリカ外交にとり、その影響は吉と出るか凶と出るか。

  • わび さん

    前に読んだのは流し読みだったので、実質初読。戦後アメリカ外交史とは題されるものの、アメリカ外交に内在する理想主義的側面と現実主義的側面について建国期から記述を始め、戦後の各政権についておおよそ一章ずつ割きながら、終章で発足したばかりのトランプ政権への展望を述べる形で書は結ばれる。記述の内容自体はオーソドックスな教科書という感じであるが、オバマ政権の外交について専門家が総括している箇所は現時点では貴重である。現政権が多国間協調を軽視する中、オバマ政権の外交は理想と実績のバランスがとれていた印象を受けた。

  • 緑のたぬき さん

    非常に長かった。大学教養レベルの教科書的記述で素人にも比較的読みやすい。米国の建国理念とそれにひきずられるかのような国際介入、世界の警察思想が出てくる理由が何となく理解できた。戦中、戦後各大統領時代の政策、軍事支出、外交(おもに軍事介入)政策が概観でき勉強になった。

  • ラピスラズリ さん

    世界大戦前後のアメリカ外交史の本。日本ではない特定の国からの視点での歴史は非常に興味深かった。特に、日本に原爆を利用した理由のひとつとして、ソ連が日本との戦争に参加しつつありその影響力を危惧して戦争を早期に終わらせる必要があるとアメリカが考えていた点は印象に残った。原爆を利用するのは論外ではあるものの、もし戦争が長引いていたらソ連に取られたのが北方領土だけではなかったかもしれないことを考えると不思議な気分になった。

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