また、同じ夢を見ていた

住野よる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575239454
ISBN 10 : 4575239453
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
257p;20

内容詳細

大切なことに気づけたら、世界はもう一度動き出す。

デビュー作にしてベストセラー『君の膵臓をたべたい』の住野よるが贈る、待望の最新作

学校に友達がいない“私”が出会ったのは
手首に傷がある“南さん”、とても恰好いい“アバズレさん”、
一人暮らしの“おばあちゃん”、そして、尻尾の短い“彼女”だった ------

【著者紹介】
住野よる : 高校時代より執筆活動を開始。デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラーとなり注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

総合評価

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前作に埋もれていますが、今作もかなり面白...

投稿日:2021/04/11 (日)

前作に埋もれていますが、今作もかなり面白いです。そして、個人的には今作の方が好きです。表紙含めて、綺麗な世界観です。

まんまる さん | 福岡県 | 不明

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ひとりじゃない、みんな声には態度には出さ...

投稿日:2018/12/31 (月)

ひとりじゃない、みんな声には態度には出さないけど考えている。自分からひとりになることはない。そんな事を考えさせてくれる本でした。現実的だけど不思議な展開に涙しながら読めました。

ゆたひーろー さん | 東京都 | 不明

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まず最初に謝ってしまいます。住野先生ごめ...

投稿日:2018/08/30 (木)

まず最初に謝ってしまいます。住野先生ごめんなさい! 私は先生のデビュー作『君の膵臓をたべたい』にハマり過ぎてしまったがために第二作である『また、同じ夢を見ていた』を最初は過小評価していたのです。 なぜか登場人物は女性ばかり(それぞれ年齢層は異なる)で、自分が『君の膵臓をたべたい』を読んで勝手に構築してしまった住野先生の作品の世界観とはかけ離れていて違和感を感じていたのです。ところが主人公の女の子がそれぞれの登場人物に人生のヒントをもらって成長するさま、逆にそれぞれの登場人物も女の子によって覚醒されているようなところを読み進めるうち、すっかり登場人物に感情移入、自分がとても清々しい気分になっていることに気づきました。これこそ住野先生の世界観! 結論、私は『君の膵臓をたべたい』は大好きなのですが、『また、同じ夢を見ていた』も同じくらい大好きな作品になったのです。 半世紀ほど生きて来て、住野先生の作品と出逢い、自分にもまだこんなピュアな心があったのか!と驚いているのです(笑)

六連星 さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    図書館の予約に大幅に出遅れてようやく読めました。住野よる、初読です。『君の膵臓をたべたい』を先に読みたかったのですが、順番が逆になりました。著者は男性作家だと思いますが、文章や内容、ペンネームは女性作家のような感じがします。小学校高学年の揺れ動く子供心を瑞々しく描いていると思いますが、不思議な味わいのある小説でした。著者の耳には猫の鳴き声は「ナー」と聞こえるのでしょうか?気になります。

  • 遥かなる想い さん

    長い夢の物語だった..そう言えば なぜか同じ夢を繰り返し見ることがある ..あの感覚は本当に不思議で..そんな感覚を 著者は「ピュアな雰囲気」で届けてくれる。 小学生の小柳菜ノ花が出会った人達..夏休みの課題図書を読んでいるような 気持ちになったのは私だけなのだろうか.. ひたすら子供視点で 大人を書き続ける.. 生意気だが憎めない子供たち..妙な例えが 印象的な物語だった。

  • zero1 さん

    幸せとは?人生とは?人はいろんな成分から成り立つ。自分の行動はどこか過去にいた人と重なる。人生はやり直せないが、人を救うのは人だけ。話題作を再読。尻尾のちぎれた彼女、アバズレ、南、おばあちゃんから多くのことを得るかしこい奈ノ花。不登校になった絵の上手い桐生君。「自分は悪くない」という想いは読んでいて共感した。「人を変えたければ自分が変われ」ということ。流石に話題作だけあって得るものが多い。「大人は子どもと違って過去を見る生き物だから」(P25)や「人生とは、自分で書いた物語だ」(P90)など胸に刺さる。

  • ユーさん さん

    繋がっていそうで、繋がっていない登場人物達。でも最後は何本ものレールが1本になりました。タイトルの様に、「同じ夢」で。前作とは違った切り口で書かれたこの本も感動です。

  • きさらぎ さん

    同級生とうまくいかない奈ノ花は、大好きなひとみ先生から出された「幸せとは何か」という課題を、しっぽのちぎれた彼女や南さんやアバズレさんやおばあちゃんと真剣に考え、それぞれが自分の答えを出していく。異性の友達や年代の違う友達はたくさんいた方が楽しいよと言われたことがあったが、奈ノ花を見ているとよくわかる。その人にしかだせない答えがあるはずだ。過去の悲しい思い出をなくすことはできないけれど、たくさんのいい思い出を作って楽しく生きることはできる。そして一緒に生きてくれる人は結構近くにいるのかもしれない。

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人物・団体紹介

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住野よる

高校時代より執筆活動を開始。2015(平成27)年、デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラーとなり、翌年の本屋大賞第2位にランクイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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