また、同じ夢を見ていた 双葉文庫

住野よる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575521252
ISBN 10 : 4575521256
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
304p;16

内容詳細

250万部を超える大ベストセラー青春小説「君の膵臓をたべたい」。その著者、住野よるの第二作目が、待望の文庫化。友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、アバズレと罵られる女性、一人静かに余生をおくる老女。彼女たちの“幸せ”は、どこにあるのか。「やり直したい」ことがある、“今”がうまくいかない全ての人たちに贈る物語。

【著者紹介】
住野よる : 高校時代より執筆活動を開始。2015年『君の膵臓をたべたい』でデビュー。同作で2016年「本屋大賞」第2位、Yahoo!検索大賞“小説部門賞”など、数多くの賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

総合評価

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改めて住野よるさん、好きだなぁと思えた作...

投稿日:2021/03/02 (火)

改めて住野よるさん、好きだなぁと思えた作品。ちょっと生き方が下手な小学生の女の子が幸せとは何か、さまざまな人と出会う中で考えていくストーリーです。桐生くんのクラスでの発表の「自分が好きで描いた絵を好きと言ってくれる人が隣にいることです。」ってもう、、!!(笑)青春!!わたしもこんな甘酸っぱい幸せ学生のとき経験したかった!!と思うのは必然のこと(笑)。いいですねー、住野さんは学生時代の物語を書くのが上手い。ほかの新作も読みたいと思いました。

華 さん | 東京都 | 不明

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キミスイの住野先生の第2作目ということで...

投稿日:2018/08/31 (金)

キミスイの住野先生の第2作目ということで購入。わたしはキミスイよりも衝撃を受けました。 4回泣けます。 最初読見始めた時にはこの「また、同じ夢を見ていた」というタイトルが全然分からなかったんだけれど、最後まで読むとこれ以上にふさわしいタイトルが見つからない。 読後の感想を一言で表したら、まさにタイトルの通りになる。そんな感じでした。 夢を見ていて、目が覚めた。と思ったらそれも夢だった、みたいな。世界観に入り込める、なんてレベルの話ではないです。気がついたら情景が浮かぶような。 そして主人公の女の子がとても可愛い。強くてまっすぐでだからこそ危なっかしくて、手を差し伸べてあげたくなるような。 何度も読み返してしまう。だから、絶対手元に一冊欲しい。 この、「また手に取りたくなる」感覚は、一度読んでみたら絶対にわかると思います。

茜雫 さん | 神奈川県 | 不明

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ここまで心が綺麗になるような本、何度も何...

投稿日:2018/08/31 (金)

ここまで心が綺麗になるような本、何度も何度も読んでしまう本は初めてでした。主人公の純粋さにとても影響されて、たくさん失敗して泣いてばかりの私もやり直そうと前向きになることが出来ました。登場人物一人一人がとても人間味があって本の世界を自然に受け入れられて読みやすかったです。みんな色々な苦しみを乗り越えて大人になっていくのだと学び、私も本当にこの本のおかげで前に進む勇気をもらえました。うまく言葉に出来ないですが、とりあえず一度読んでみてもらいたいです。読む人それぞれ感じ方は違うと思います。私の中では今まで読んだ中で最高の一冊です!

ぼん さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カメ吉 さん

    やっと読了。不思議なお話しでしたが面白かった。後半は段々と予想通りの展開になり最後はやっぱりな結末でしたが読後感もよかった。マセた小学生の女の子が『幸せ』ってテーマを探し求めて出会った3人の大人の女性たちに導かれて『幸せ』に辿り着く。その過程がこの作品の題名に結びつくのか。この作品は一気に読めなかったのが残念でした。続けて読めたらもっと楽しめたかも。

  • mae.dat さん

    「人生とはまるで本棚みたいなものね」はい。「人生とはまるで◯◯の様なものね」が口癖の女の子小柳奈ノ花が、主人公の物語。『フォレスト・ガンプ』を思い起こさせますね。まぁ、全然関係ないのですけど。夢オチですから。でも「夢か、良かったー」チャンチャンって話ではなくてね。途中で、こう言う方向の話かな〜って読めるけど、思い起こすに、細かな伏線もあって良い感じです。奈ノ花ちゃんはちょっと我が強めでヒヤヒヤもします。良い子なんだけどね。最後は「薔薇の下で(秘密の意)」で締められますが、当然ポジティブに受け取りましたよ。

  • SJW さん

    何故か涙腺が緩みっぱなしでした❗「人生とは〜」が口癖のおませな小学生の女の子 奈ノ花。彼女は草むらで死にそうな黒猫を助け友達になり、一緒に散歩をしながら格好いいアバズレさん、手首に傷がある南さん、一人で住むお菓子作りが上手なおばあちゃんと知り合う。幸せとは何?と悩む奈ノ花が人を助けたり助けられたりしながら、成長していくストーリー。虐めで悩む子供達には、幸せを自分の手でつかむために是非読んでほしい。

  • ポップノア@背番号16 さん

    「人生とは○○のようなものよ」が口癖の聡明な10歳くらいの女の子が主人公。猫を連れていて「魔女の宅急便」ぽい雰囲気です。無理矢理類別するならノスタルジック・ファンタジーかな? 読み始めて、前作の「君の膵臓をたべたい」のようには泣けないなって思ってたけど、泣けました。本当に胸がキューって切なくなって、心地いい読後感(←初めて使った)を味わえます。ストーリーは予想通りなんだけど、言葉の紡ぎ方が上手いので腑に落ちました。読み終わった後、出会った全ての人に感謝したくなる、そんな作品です。小学校の同窓会したいなー。

  • インド さん

    とある女子小学生が様々な人と出会い、本当の幸せを見つける物語。絵画、オレンジジュース、人生、猫、そして別れ。彼女を取り巻く3人の女性と1匹の猫は、自分のなかにしっかりとした芯をもち、しかしとても不安定な女の子をさりげなく救っていく感じがとても好き。そのひとつひとつが「西の魔女が死んだ」のおばあちゃんとの修行を思い出させてくれた。最後になっても、彼女にはイクジナシなアイツがいてくれるから、やはりとても幸福なんだろうな(ノ´∀`*)。別の作品の言葉。「人生は、優しくなるためにあると思うんです。」

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人物・団体紹介

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住野よる

高校時代より執筆活動を開始。2015(平成27)年、デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラーとなり、翌年の本屋大賞第2位にランクイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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