橋のない川 第4部 新潮文庫 改版

住井すゑ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101137056
ISBN 10 : 4101137056
フォーマット
出版社
発行年月
2002年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,562p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    成人したら孝二を軸に 差別が現存する 小森の風景を描く。先生となった杉本まちえへの 想いが切ない。 同窓会での演説、兄 誠太郎の除隊、水平社設立 …時代が 移る中で 懸命に生きる 小森の人々が健気、そんな印象の巻だった。

  • レアル さん

    弟孝二の生活で占められたこの巻。嫌いで嫌いで仕方かないこの身分。捨てられるなら、その場で捨てて違う身分になりたい。しかしそれを望んでも変わらない現実。そんな思いの中、孝二は同窓会で差別について皆の前で演説する。その演説の魂が籠っている事。その演説後、孝二の周りが変わり始めてきつつある中、水平社が結成される。小説の中の諸説に若干の疑問は残るが、諸説より物語を優先して堪能したいので、このまま次巻へ〜♪

  • James Hayashi さん

    長男をシベリア出兵に取られるが、生活の向上はなく貧しき人々は貧しきまま。特に差別された人々は逃げる場所もない。見えぬ未来だが青年の成長は明るい材料だ。

  • 桃水 さん

    2011/05/09:同僚より借り本。 2011/06/20:読んでいる途中で『日本の1/2革命』を先に読んでしまったり。 そのせいか水平社の設立が革命の準備段階に見えてしかたありませんでした(汗)

  • 湖都 さん

    4巻は誠太郎が兵役につき、主に孝二の視点となる。なんといってもクライマックスは同窓会であろう。長幼、男女、貴賎などの序列を尊ぶべきだという人の意見に反論する孝二の演説は見事である。著者の言いたいことを孝二に代弁させているようでもある。もう一つ印象的なのは、清一としげみの心中。同じ村出身で、エタと呼ばれる生まれなのも一緒、普通ならば結婚できるはずなのに2人は死んでしまった。それなのに幸せそうにも映るのはなぜだろう。誠太郎は無事軍隊から戻り、全国水平社の旗揚げはもうすぐ。次巻も楽しみ。

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