日傘を差す女

伊集院静

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163908816
ISBN 10 : 4163908811
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
395p;20

内容詳細

快晴のクリスマス、都心のビルの屋上で、胸に銛が刺さった血まみれの老人の遺体が発見された。老人は和歌山県太地町に住む捕鯨船の伝説の砲手と判明。捜査本部は他殺を裏づける物証を得られぬまま、自殺と結論づけた。しかし、その直後、酷似した凶器で殺害された遺体が次々と見つかる。警視庁捜査一課の草刈大毅と立石豊樹のコンビが、赤坂、和歌山、青森で地を這う捜査の果てにつかんだ真相は…。『星月夜』以来、六年ぶりとなる社会派推理小説。

【著者紹介】
伊集院静 : 1950年、山口県防府市生まれ。72年、立教大学文学部日本文学科卒業。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木三十五賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞、14年『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』で第18回司馬遼太郎賞受賞。16年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    9月の第1作目は、コンスタントに読んでいる伊集院 静の最新作です。タイトルと表紙から、恋愛小説かと思いきや、抒情ミステリでした。個人的に著者のミステリは、評価していないので、少し残念な作品の部類です。

  • ゆみねこ さん

    都心のビルの屋上で胸に銛が刺さった状態で発見された老人の遺体。鯨の町太地の伝説の砲手・稲本和夫の死と相次いで起きた殺人事件。捜査1課の草刈・立石のコンビが赤坂・和歌山・三厩を捜査し明かされた真相。衰退した捕鯨と旧習の残る花柳界と政界の闇。真犯人はちょっと意外な人物でした。

  • おさむ さん

    伊集院静さんの推理小説、初めて読みました。花柳界という我々が馴染みのない世界が物語のカギになっているのが、粋な伊集院さんらしい笑。和歌山、赤坂、青森と日本全土が因果でつながっていく展開は、松本清張の砂の器を彷彿させます。ちょうどこの夏、紀南に行ったので余計に情景が浮かびました。ただ、謎解きの要素はちと強引な気がしました。あんまり推理小説は得意じゃない感じですね笑。

  • yoshimi さん

    著者初読み。いろんな要素が盛り込まれて興味深かったが、どの要素もあまり響かずちょっと残念。真相が気になる展開は良かったが、最後あまり腑に落ちず。刑事たちの人物描写が焦点合わず、イメージしづらかったのも残念要素。

  • aloha0307 さん

    人間の根源にある哀しみを、捕鯨の街:和歌山・太地、極北多雪の青森・竜飛岬を舞台に旅情豊かに描きます。「人が罪を犯した状況には、そこに社会悪がある」〜所轄刑事の言葉がずっしりくる。いっぽう、菊子の死因がはっきりしない。あれだけ犯人を憎むのに他部署には日和る先輩刑事。3人めの殺人の動機が薄い。草刈刑事の若き日のトラウマが掘り下げ不足...などなどコメントしたくなる。敬愛なる伊集院さんなのでちょっと残念ではありますね。

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人物・団体紹介

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伊集院静

1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。16年紫綬褒章を受章。23

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