悩むが花 文春文庫

伊集院静

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167902568
ISBN 10 : 4167902567
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
223p;16

内容詳細

桑田佳祐さんも、伊坂幸太郎さんも、角田光代さんも、湊かなえさんも、石田衣良さんも、夢枕獏さんも、桐野夏生さんも、辻村深月さんも、週刊文春を読んでいる貴兄も貴女も…。悩んでいる人の心には伊集院静さんの言葉が響きます。名言あり。苦言あり。箴言あり。ユーモアあり。ホロリとさせられることもあり。毒もあり。

目次 : 悩んでるうちがハナなんだよ/ 年寄りは昔からワガママな生きもの/ 面白い仕事ってのは仕事じゃないぜ/ 人生は残酷というガレキの上を歩くもんだ/ 少しは苦い酒も覚えたらどうかね/ 揺さぶられた時にこそ人間の真価は問われる/ 作家も悩むが花/ 桑田佳祐も悩むが花

【著者紹介】
伊集院静 : 1950年、山口県生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。1991年「乳房」で第12回吉川英治文学新人賞受賞。92年「受け月」で第107回直木三十五賞受賞。94年「機関車先生」で第7回柴田錬三郎賞受賞。2002年「ごろごろ」で第36回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    伊集院静が読者からの悩みをバッサバッサと斬り捨てていく。彼の美学も充分に感じられて楽しい作品。後半から東日本大震災直後の仙台市からの執筆になる。彼の死生感が書かれて興味深く読ませる。名言があったり苦言があったり、彼の幅広い経験から紡がれる言葉に考えさせられ、胸に響くものもある。マスコミの震災への報道や、当時の政治の迷走、そして欺瞞。「絶望なんてものは、己がそう思っているだけでこの世にありはしないんだ。腹に力を入れて、歯を喰いしばって、やって行け」。この言葉が特に印象に残った1冊。

  • つねじろう さん

    好きじゃなかった。伊集院静って名前からしてつや〜にしてからと思ってた。立教の野球部で広告代理店勤めからCMディレクターになって不倫の末夏目雅子を持って行き、亡くなってちょっと可哀想かな〜と思ってたら作詞家としてレコード大賞を取り直木賞も貰い、いつの間にか篠ひろ子と結婚しとった。ゴルフも釣りも上手いらしい。ね、何かおかしかろうもんって世の男の敵よ。この本だって基本人生相談なのにけんもほろろの対応で相談受けてないし、痛快で面白くて力一杯笑ってしまったよ。一番ムカついたのは案外良い男じゃないかと思い始めた事だ。

  • やせあずき さん

    シブいおじさん、伊集院静さんが週刊誌で連載していた人生相談をまとめたもの。老若男女からの様々な質問に、シブく真面目に答えているのもあれば、一言「そんなもんわかるわけないだろう。」と切って捨てるものもあり(確かに質問もくだらないことでしたが)で面白かった。聞く方も、本当に悩みを解決してもらおうなんて思ってなくて、ただ伊集院先生の男っぷりのいい回答を待っているだけのような・・・

  • lonesome さん

    正直言って何年か前まで伊集院静という人にあんまりいい印象を持ってなかった。それは、リアルタイムで知っているわけじゃないけどあんなに綺麗で素敵な夏目雅子さんと結婚してたいけ好かないキザな男だと嫉妬していたからだ。だから最近興味を持ったのは色川武大と親交があったと知ったからだけど、今は素直に伊集院さんに謝りたい。伊集院さんがこんなにおもしろい人だとは知らなかった。特に「明日の朝、早く起きて、山の中に入りなさい」を連チャンする流れに笑ったし、愛犬を亡くした娘の父親への言葉には涙が出てきた。

  • 佐島楓 さん

    伊集院先生の意外な一面に驚いた。おそらくこちらが素でいらっしゃるのでしょうか、人生相談で笑ってしまうという貴重な経験をさせていただきました。

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人物・団体紹介

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伊集院静

1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。16年紫綬褒章を受章。23

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