ヒトはどこからきたのか サバンナと森の類人猿から

伊谷原一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750517865
ISBN 10 : 4750517860
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;19

内容詳細

ヒトはなぜ二足歩行をはじめたのか?ヒトはどこで誕生したのか?京都大学から始まった霊長類学は、ヒトと類人猿との違いを見ることでヒトの本質を明かそうとしてきた。今西錦司、伊谷純一郎、河合雅雄など、綺羅星のように現れた霊長類研究者たちの軌跡を、霊長類研究者であり、伊谷純一郎の息子である伊谷原一が語る。話を聞き出していくのは、人間の出産をテーマとしてきた疫学者の三砂ちづる。アフリカでのフィールドワークや日本でのチンパンジーの集団飼育…人類学としての霊長類学を大胆に俯瞰するサイエンス読み物。

目次 : 1 ヒトと類人猿の祖先がきたところ/ 2 霊長類学から生態人類学へ―動物、その社会学的研究/ 3 さまざまな施設をつくる/ 4 研究者になるなんて思ってなかった/ 5 チンパンジーの集団を育てる/ 6 霊長類とヒト

【著者紹介】
伊谷原一 : 1957年愛知県犬山市生まれ、京都で育つ。霊長類学者、人類学者。京都大学野生動物研究センターセンター長・教授、霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院プログラムコーディネーター、野生動物研究センター熊本サンクチュアリ所長、大型類人猿情報ネットワーク(GAIN)事業代表者などを経て、2023年4月からは京都大学特任教授、日本モンキーセンター所長、京都市動物園学術顧問を務める。ボノボ、チンパンジーなどの社会生態学的研究をはじめ、野生・飼育化双方の野生動物の生態と福祉もあわせて研究している

三砂ちづる : 1958年山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒業。ロンドン大学PhD(疫学)。作家、疫学者。津田塾大学多文化・国際協力学科教授。専門は疫学、母子保健(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hoven さん

    気になる記述。欄外のピグミーの説明で、 P27 「アフリカと東南アジアの熱帯雨林に暮らす狩猟採集民」とあるが、東南アジアの狩猟採集民をピグミーとは呼称しないだろう。同ページで「またブッシュマン(サン人)も同じように低身長だが、彼らはサハラ砂漠に暮らす狩猟採集民」との記述。サンはサハラ砂漠ではなくて、南西アフリカのカラハリ砂漠でボツワナやナミビア。 さらに、P148の伊谷原一さんの発言で「ある日突然、私は大阪の豊中市にある阪急千里中央駅前のホテルに呼び出されました」とある。北大阪急行千里中央駅のことだろう。

  • izumone さん

    教科書によく書いてある「おばあちゃん仮説」と「ヒトは森林から出て直立した」説は,著者によるとあやしいらしい。学問の世界は深遠だ。

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