唱歌の社会史 なつかしさとあやうさと

伊藤公雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784904678589
ISBN 10 : 4904678583
フォーマット
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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264p;19

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    明治以来、学校音楽で教えられてきた「唱歌」をなつかしく、肯定的に捉える人は多いが、サブタイトルの通り、日本の近代史のマイナス面と結びついた「あやうさ」を伴っている。元々、軍国主義や立身出世などを推進する歌を、戦後差し止めずに、問題箇所を省略することにより、一部は引き続き歌われてきた。今、このような時代になったからこそ、そのような音楽史があったことは伝えるべきだと思うし、覚えておきたい。「ねじまがった善意」を押しつけることの二度とないように。

  • みつ さん

    読み友さんに教えていただいた素晴らしい本。誰もが幼い頃の記憶とともに口ずさむことのできる「唱歌」。そのなつかしさに潜むナショナリズムへの巧妙な誘いを読み解いていく。思い出せば、半世紀以上前の自分の小学校時代には「お山の杉の子」が音楽の授業で教えられていた。その後半が軍国主義の賛美であることは数年後には知っていたし、『我は海の子』も冒頭からどこかマチスモの匂いが強かったので、こう続くのは初めて知ってもやはりというべきか。驚いたのは『蛍の光』の第三連以下。『里の秋』歌詞の後半の内容、戦前からの改変にも。➡️

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