現代作家ガイド 6 カート・ヴォネガット

伊藤優子(Youchan)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779117916
ISBN 10 : 4779117917
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22

内容詳細

稀代のニヒリストか、最高のヒューマニストか?村上春樹や高橋源一郎に影響を与えた、ポストモダンの巨匠。本国での再評価も現在進行形の、現代アメリカの国民的作家を大解剖。大江健三郎対談、伊藤典夫の初訳&エッセイ収録。

目次 : ハイホー!―ヴォネガットの世界(「ハリスン・バージロン」(改訳決定版)/ 「魔法のランプ―オリジナル・バージョン」 ほか)/ プーティーウィッ?―ヴォネガットとの対話(「『スローターハウス5』出版25周年記念版序文」/ 「20世紀への送別の辞」 ほか)/ そういうものだ―ヴォネガットを語る(ヴォネガット連続体―超兵器と超虚構のはざまで/ 『スローターハウス5』とアメリカ戦争文学 ほか)/ チリンガ・リーン!―ヴォネガットあれこれ(徹底レビュー ヴォネガット初の本格的伝記And So It Goesを読む/ カート・ヴォネガット年譜 ほか)/ ナイス、ナイス、ヴェリ・ナイス―ヴォネガット作品ガイド(『プレイヤー・ピアノ』/ 『タイタンの妖女』 ほか)

【著者紹介】
巽孝之 : 慶應義塾大学文学部教授。アメリカ文学専攻。1955年東京生まれ。コーネル大学大学院修了(Ph.D.,1987)。主著に『サイバーパンク・アメリカ』(頚草書房、1988年度日米友好基金アメリカ研究図書賞)、『ニュー・アメリカニズム』(青土社、1995年度福沢賞)ほか多数。日本SF作家クラブ会員

伊藤優子 : アーティスト。1968年愛知県生まれ。名古屋総合デザイン専門学校卒。普段はYOUCHAN(ユーチャン)名義にてグラフィックアート全般を手がける。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MICK KICHI さん

    ヴォネガットの全短編集が発刊中なので、改めて参考書的に読む。編集とイラスト・装丁を手掛けたYOUCHANこと伊藤優子さんのヴォネガット愛、人物相関図、ゆかりの地図、コミック、挿絵等が手書きで散りばめられています。作品解説はこれ以上ないくらいに詳細に、評論も様々な角度から書かれたものを収録。KVと大江健三郎氏との対談、短編2作も選りすぐりの内容。KV作品の重要な登場人物、架空作家のキルゴア・トラウトの作品リスト、キーワード集も充実。ヴォネガットを知るには最適の入門書です。ハイホー!ま、そんなもんさ...

  • zikisuzuki さん

    一番好き作家はカート・ヴォネガットと言ってみたり、コードウェイナー・スミスと言ったりしている。二人が描く未来のなんと狂おしいことか。 このムックを読んで一番の発見(多分に驚きをふくんでいるが)はカート・ヴォネガットの小説の魅力の核心をズバリ突いてきたのが当時高校生だった少年の言葉「あなたの作品に流れるメッセージとは『愛は負けるが、親切は勝つ』である」という指摘だ。ああ、私もそんな気はしていたよ、確かにそれに尽きるね。こうなったらこの先あまり長いとは言えないけど、私の人生訓にしよう。

  • rinrin さん

    【BOOK(2014)-112】!!!!!!

  • しょぼ さん

    ヴォネガット特集。大学時代にそれなりにヴォネガットにはまった身としては嬉しい人選です。最近(というか没後)になって日本でもプチブーム化してますが、普遍性は高いので別にいつ読んでもいいと思います。作風に関しては、帯のコピーが全てを表してる気がするので別にいいんですが、最近出た伝記がかなり内実を暴露してるっぽいので気になります。 あんまり関係ないですが、記事内で触れられてたアポロ11号の月面着陸時のクラークとの議論(特にシニシズムを貫くヴォネガットに対するクラークの切り返し)が大変面白かったです。

  • つかさちゃん さん

    So it goes.

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