ミッドナイト・バス 文春文庫

伊吹有喜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167906719
ISBN 10 : 4167906716
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
495p;16

内容詳細

故郷に戻り、深夜バスの運転手として2人の子供を育ててきた利一。ある夜、乗客に別れた妻の姿が――。家族の再出発を描く感動長篇。


【著者紹介】
伊吹有喜 : 1969年三重県生まれ。中央大学法学部卒。2008年『風待ちのひと』(「夏の終わりのトラヴィアータ」より改題)で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    久しぶりに読んだ伊吹さんの「優しい」家族の再生物語。まぁあれだ、そもそもこの優柔不断オトコが、嫁と子どもを連れて生家を出ていれば、こんなことにはならなかったんじゃないの。それをしなかったがために、アラフィフの今なお元嫁に未練を持ちながらも、ひとまわり年下の彼女ともよろしくやっていた、、、ところに〜〜という作品。しかしこのオトコは推定W大のSK学部出身で、高身長(クドイくらい描写される)の色男。まぁモテるんでしょうな。さて、この優柔不断オトコがくだした決断とは?それだけでも読む価値あり。

  • さてさて さん

    『いくつかの候補の土地があった。その中で新潟〜東京を結ぶ、長い関越トンネルが一つの鍵になった』と語る伊吹有喜さん。そんな伊吹さんが『トンネルを超えると男、戻れば父親という二面性を描けるのではないかと思った』と続けられる通りこの作品では男と父親のそれぞれの姿を見せる主人公・利一の姿が描かれていました。そんな利一が、そして構成員のそれぞれが『家族』の今を考え、それぞれを思いやる様が描かれていくこの作品。それだけでドラマを感じさせる『夜行バス』が持つ独特な空気感を物語世界に上手く溶け込ませた印象深い作品でした。

  • 🅼🆈½ ユニス™ さん

    151回直木賞候補作品。& 初伊吹有喜作品。まさに伊吹さんの ’語り方‘の魔力に溺れて幸せを満喫した時間だった。文字で色を塗った美しい映画を観ていたような…。何て綺麗な小説だろう❗️ 素晴らしい一冊であり、伊吹有喜さんの他の作品は全て ”必ず“ 完読して見たいと思った。天晴れ!高宮利一!👍

  • 相田うえお さん

    ★★★☆☆17021 つららが女になり嫁に来た物語知ってる?風呂に入らない妻を遠慮だと思って入らせたら出てこない。風呂に行ったら桶だけ浮いてた。これ実存民話?謎!あと鶴の恩返しはテーマが謎!鶴の羽ってどう頑張ってもダウンジャケットの中身が精一杯じゃ?鶴の羽で機織り可能か謎?当方は「機織り作業中は部屋を覗かないでね」という会話にこの謎解きの鍵があるとみてます。原材料鶴の羽で機織りする事自体が高度生産技術で企業秘密!そういう見学は普通「許可無き者は入室禁止!撮影禁止」です。遠回しな技術流出問題テーマかな!^^

  • yoshida さん

    この作品はあまり合わなかったかな。端的に言うと暗い。そして間が悪い。考えすぎて、曲解して人を傷付けてしまうのがやるせない。ネガティブな事件が次々と起きるので気持ちが滅入ってしまった。私は終わったことは、極力、気にしないように努める。決断した時に最大限の努力をしたと思うから、終わったことを気にしても仕方がない。勿論、考えることは悪いことではない。反省することも大事だ。だが、過去にとらわれ過ぎると前に進めなくなる。後悔のない人などいない。そこからどう生きるか。現実は厳しい。だからこそ、物語には明るさも欲しい。

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人物・団体紹介

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伊吹有喜

三重県生まれ。中央大学法学部卒。2008年『風待ちのひと』(『夏の終わりのトラヴィアータ』を改題)でポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。主な著書に、全国有志の書店員による「乙女の友大賞」を受賞した『彼方の友へ』、高校生直木賞を受賞した『雲を紡ぐ』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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