自覚 隠蔽捜査 5.5 新潮文庫

今野敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101321615
ISBN 10 : 4101321612
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
追加情報
:
336p;16

内容詳細

畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。関本刑事課長は部下戸高の発砲をめぐり苦悩した。そこで竜崎の発した一言とは(表題作)。貝沼副署長、久米地域課長、伊丹刑事部長。彼らが危機の際に頼りにするのは、信念の警察官僚、大森署署長竜崎伸也だった―。七人の警察官の視点で描く最強スピン・オフ短篇集。

【著者紹介】
今野敏 : 1955(昭和30)年北海道生れ。上智大学在学中の’78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、’08年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。’17年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ehirano1 さん

    ミスター原理原則の竜崎の言動には相変わらず惚れ惚れします。次回は長編で会いたいです。

  • 射手座の天使あきちゃん さん

    いやぁー見習いたいです ホント! 立場や状況に応じて臨機応変・変幻自在に主義と主張をクルクル変えて、常に強いものに寄り添う二股膏薬人間の私にはブレない男・竜崎さんは眩し過ぎますよー(笑)  大好きな隠蔽捜査シリーズ、今回は「ややあっさり」なお茶漬けテイストでした! <(^_^;

  • しんたろー さん

    スピンオフ第2弾は脇役たちの7つの話。レギュラー陣である貝沼副署長や関本刑事課長らを主役にして描いているので、本編では判らない彼らの考え方が理解できる創りで、それと同時に竜崎の魅力を側面から描いている。殆どの人が竜崎は「冷徹」「厳格」と恐れているのが面白いし、いつも敵愾心を隠さない野間崎管理官でさえ何処かで信頼しているのも愉快。竜崎の合理性が問題解決するさまも爽快で、スピンオフとして真っ当な形だと思った。『疑心』以来の登場になった畠山美奈子が頑張っている姿も嬉しく、ラストは胸が熱くなった…再登場を熱望💛

  • ウッディ さん

    隠蔽捜査シリーズのスピンオフ。変人キャリア警察官僚 竜崎真也を取り巻く警察官達の視点から描かれた7つの短編。悩み、迷う一般人たちに比べてぶれない竜崎は、最善の解決策を提示する。登場場面は少なくても、いや、少ないからこそ、圧倒的な存在感でした。 池井戸小説とは全く違った形ではあるけど、読み終わった後すっきりする痛快小説です。

  • ノンケ女医長 さん

    竜崎伸也警視長の心を奪った実績のある畠山美奈子が登場(訓練)。美奈子は、スカイマーシャルの訓練を受けることに。体格の違い過ぎる猛者たちとの訓練で、自信を失う。竜崎の助言は、美奈子の想像以上だった。「利用できるものは、何だって利用する」(81頁)は、とても実践的で良かった。処分ありきで固められていく、戸高の発砲を「俺は問題ないと判断した」と一蹴する竜崎も、かっこいい(自覚)。弓削篤郎第二方面本部長が登場(人事)。ここでは竜崎の主張を受け入れたようだが、隠蔽捜査6では・・・。魅力の詰まったスピンオフ。

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人物・団体紹介

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今野敏

1955年、北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家に。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、2008年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞、2017年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英

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