武家と天皇 王権をめぐる相剋

今谷明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004302865
ISBN 10 : 4004302862
フォーマット
出版社
発行年月
1993年06月
日本
追加情報
:
249p;18

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • yamahiko さん

    読物として純粋に楽しめました。いつの時代にの権力者にとっても、天皇という権威を無視し得なかったという事実こそ、日本人の精神性を象徴しているように感じました。権威も権力も、少し滑稽で、少し哀しい。

  • kyoko さん

    武家政権は、武家だからこそ天皇の権威を必要としていた。逆に天皇は権力ではなく権威だからこそ政治に利用されていた、と。そのまま今日に通じるのではないか。誠実な人柄であればあるほど、政治に翻弄されている現実がおいたわしい。

  • akiakki さん

    武家の権力と朝廷の権威のバランスで成り立っていたことがよく分ります。権威の取り扱い方は足利、織田、豊臣、徳川それぞれ権力を振るう側で様々異なりますが、権威を完全に従えた権力はついに存在しなかったようです。封建社会の完成系と言われる江戸幕府ですら日光東照宮詣を流行らすことができず、お伊勢参りが大ブームなったのはその象徴に見えました。また朝廷の説明がない教科書通りの記述では秀吉がなぜ関白になったのかは絶対に分かりませんね。

  • hyena_no_papa さん

    古代史と天皇は切っても切れない関係で、様々な論考を数十年にわたって読み漁ってきた。また近現代、特に戦争と国家についても幾許かの関心を持つ者として天皇制について考えることは避けて通れない。しかし凡そ7世紀に亘る武士の時代と天皇との関係については疎いままであった。たまたま本書の名を見かけて躊躇なく手に取る。中世以降は古代に比べて史料も格段に多く全体の理解は容易ではないが、読んで難渋するほどでもない。一言で言えば武家と天皇は相利共生であり、本邦独自の進化を見せたガラパゴス王政と称せるのではないかと思った。

  • 讃壽鐵朗 さん

    政治に関わる話で興味湧かず

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今谷明

1942年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。文学博士。日本中世史専攻。横浜市立大学教授、国際日本文化研究センター教授を経て都留文科大学学長、現在、国際日本文化研究センター名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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