創業者一族の経営とコーポレート・ガバナンス

創業者一族の企業群と、それ以外では財政状態や経営成績にどのような差異が生じるのか。独自のデータベースに基づく詳細な実態調査により解明する。

目次 : 第１部　経営と事業継続能力/ 第２部　事業継続能力に影響を及ぼす指標（企業の安定経営に寄与する指標/ 取締役会の構成が企業の利益率・留保利益率に及ぼす影響/ 株式所有の構成が企業の利益率・留保利益率に及ぼす影響）/ 第３部　企業の経営体制と財務戦略との関係（企業と株主とのリスクコミュニケーション問題/ 企業の資金調達と自社製品開発に関する意思決定/ 法制度への企業対応）/ 第４部　企業の経営体制と事業の継続性との関係（経済環境変化の企業財務への影響/ 例外企業分析/ 創業者一族企業の事業継続能力とコーポレート・ガバナンス）

【著者紹介】
今村明代 : １９５４年東京都生まれ。１９７６年津田塾大学学芸学部英文学科卒業。１９７６年〜１９８２年マニュファクチュラース・ハノバー銀行東京支店勤務。１９８７年東北大学経済学部卒業。１９８９年東北大学大学院経済学研究科博士前期課程修了（修士（経済学））。１９９０年東北大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得後退学。１９９２年鹿児島経済大学経済学部専任講師。１９９８年鹿児島経済大学経済学部助教授。２０１３年筑波大学大学院ビジネス科学研究科（博士後期課程）企業科学専攻修了（博士（経営学））。２０１３年鹿児島国際大学（２０００年４月より鹿児島経済大学から名称変更）経済学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）