屍人荘の殺人

今村昌弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488025557
ISBN 10 : 4488025552
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
320p;20

内容詳細

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。緊張と混乱の一夜が明け―。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった…!!究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!奇想と本格ミステリが見事に融合する選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    刊行を楽しみにしていた一冊。期待を裏切らぬ面白さだった。クローズドサークルで新味を取り入れ、ソレを適度に取り入れながらキッチリ本格テイスト強めに仕上がっている。特に解決編はガチガチの本格でクイーンを彷彿とさせるほど。ただ、だからこそ気になる点も。登場人物が感染の危険性を全く考慮せず振る舞っているのと、犯人が殺人に踏み切った原因となる人物と犯人の関係性があまりにも希薄である事の二点がソレ。動機なんてどうでもいい!という昨今の流れもあるが、今作の場合、ある行動の理由付けにも関わってくるので、少し引っ掛かる。

  • starbro さん

    2017年ミステリランキング三冠となってから、図書館に予約したので、ようやく読めました。4月10日に発表となる本屋大賞ノミネート作、10/10コンプリートです。面白く読みましたが、本格ミステリというよりも、青春ゾ●ビ復讐譚といった感じです。本屋大賞ノミネート作として悪くはないですが、10作品中、下位(8〜10位)ではないでしょうか?本作はデビュー作なので、次回作以降に期待します。

  • ウッディ さん

    いやぁ〜面白かった。本格ミステリーの設定はもう出尽くした感があったけど、この手があったかと著者の発想に脱帽です。SF的手法で自然にクローズドサークルを作り出し、比留子の解説で登場人物が混乱することもなく、主人公の探偵2人は魅力的でした。ゾ〇〇対応という重要な問題がある為、次の事件が起こるまでの間も読者を飽きさせない。エレベーターのトリックはちゃんと前半に読者に考えさせる為の設定が提示されていて、謎解きの面白さも十分でした。新たなミステリーの1ページを開いたと言っても過言ではない傑作だと思いました。

  • nanako さん

    本格ミステリーでもあるし、新しくもある・・・そんな作品です。面白かったですよ。多くの人に読まれているのわかります(^^)/

  • 海猫 さん

    普通にクローズドサークルものの推理小説、と思いきや序盤過ぎて唐突にある要素が放り込まれる。で、そこからは「ある要素」込みのミステリーとして展開。ジャンルミックス小説の面白さが発揮される。ライトノベル風に軽い文章にもリーダビリティがあった。ただ最近の私は、トリックがどうだ、誰が犯人?みたいな部分にあまり惹かれず、これだとパニックサスペンスの部分をもっと読みたいと思ってしまう。それではこの本を読むより、そちらに特化したジャンル小説を読むべき、ってなっちゃうんだけれど。

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人物・団体紹介

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今村昌弘

1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は「このミステリーがすごい!」、週刊文春ミステリーベスト10、「本格ミステリ・ベスト10」で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞“小説部門”を受賞して国内ミステリーランキング4冠を達成、第15

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