刺のある樹 仁木兄妹の事件簿 ポプラ文庫ピュアフル

仁木悦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591130780
ISBN 10 : 4591130789
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
追加情報
:
284p 15cm(A6)

内容詳細

ミステリマニアの仁木雄太郎、悦子兄妹の下宿に、ひとりの紳士が相談に訪れた。このところ不可解な出来事に次々と見舞われ、命を狙われているのではないかと脅えているらしい。ふたりが調査に乗り出した矢先、紳士の妻が何者かに絞殺されるという事件が起き…。息もつかせぬ展開、二転三転する推理合戦の行方は?「日本のクリスティ」と呼ばれた著者による好評シリーズ第四弾。

【著者紹介】
仁木悦子 : 1928年東京都生まれ。4歳で胸椎カリエスと診断されて、歩行不能の生活を送る。20代半ばから執筆を始め、57年『猫は知っていた』で第3回江戸川乱歩賞を受賞。81年『赤い猫』で第34回日本推理作家協会賞短編賞を受賞。爽やかな読後感の作風で人気を博し、本格派女流推理作家の先駆けとなる。86年逝去。大井三重子名義で童話も発表し、『水曜日のクルト』(偕成社文庫)などの著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ごへいもち さん

    読友さんご紹介。あとがき部分の作品ノートが興味深かった。著者はミステリを書こうと思ったが書けなかった。100冊のミステリを読破した1年後には書けたとのこと。読んだミステリの犯人を変えて構想を練ったり家族と感想や批評を言い合ったりしていたそうだ。私のようにたくさんの本を読み飛ばしていたら雑学知識が蓄積するだけ。(コメントに続く

  • roomy さん

    今まで読んだ中で一番好きな作品。最後のページで兄のシャボテンへの愛がすごい。笑 

  • hydrangea さん

    作品が書かれた時代は古いものの、その昭和の雰囲気を感じて愉しめる良質なミステリだと思う。ミステリマニアの兄と好奇心旺盛な妹のチームワークは読んでいて素直に面白い。そして仁木さんの作品が古臭さを意識させないのは、人間の本質・裏の部分を描き出している点にあるからではないか。タイトル「刺のある樹」の意味を知ると、決して子供のみならず、寧ろ大人に一読頂きたい内容になっています。小学校の図書室で少年探偵団シリーズを読んでいた時間を思い出すイメージでしょうか。毎巻、綺麗な装丁も楽しみの1つです。

  • Yu。 さん

    それはいつもの如く(頭脳の)兄と(足の)妹の他愛のない会話の最中に起こるのである。。で今回の依頼は何者かに命を狙われたある夫婦の夫からのSOSなのだがまさにそんななか妻が殺されてしまうというところから始まる仁木兄妹の事件簿の長篇シリーズ第三弾。‥練りに練られた驚きのトリックで我々を慄かせた『猫は知っていた』から比べると少々大人しめな創りとなってはいるが、そのぶん魅せる読ませる本格推理がググッと読む者を惹き付けます。

  • ホームズ さん

    読みやすく面白いな〜(笑)殺人事件の真相としては結構分かりやすいけど(笑)このシリーズには登場人物表が無いのが不満だな〜。そんなに登場人物は多くないけどミステリには入れてほしいな〜(笑)表紙の絵がいいな〜(笑)

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仁木悦子

1928年、東京生まれ。4歳で胸椎カリエスと診断され、歩行不能の車イス生活をおくる。20代半ばから執筆を始め、1957年、『猫は知っていた』が、江戸川乱歩に絶賛され、第3回江戸川乱歩賞受賞。1981年、『赤い猫』で第34回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。さわやかな読後感の作風で人気を博し、「日本の

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