狂骨の夢 2 単行本コミックス・怪

京極夏彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784048546584
ISBN 10 : 4048546589
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
212p;19

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読書メーターレビュー

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  • 鱒子 さん

    kindle。怪奇作家の大御所 宇多川の妻の名は、朱美。いさま屋、降旗が出会ったあの不思議な女、朱美…。作家つながりとしてお馴染みのストーリーテラー 関口が真っ先に怪奇に呼び込まれていきます。ああ、榎さんは美しく、木場修は四角い。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    次第に死霊や混同する過去への恐怖に追い詰められていく描写に胸が詰まります。あまりにも酷で哀しすぎる展開を予感させるあの場面も辛すぎます。一方、彼の葬儀を行う京極堂の神主姿のかっこよさや勝手に社運を賭けられておろおろする関君や茸を思い出す関君や軍鶏をみて喜ぶ関君や中華服姿の榎さんの迷言、長門さんとの距離の取り方に戸惑う木場さん、古新聞を読むことを楽しむ木場さんなど男性陣の可愛さにニヤニヤしてしまいます。個人的には宇田川氏が「塗仏の宴」のあの人とイメージが被って驚きました^_^;

  • つたもみじ さん

    久保竣公の葬儀の場面から。禰宜姿の京極堂も素敵ですね。ストーリーは1巻続きで重苦しいのだけど、朱美の亭主であり、幻想小説界の大御所でもある宇多川崇から、榎木津への依頼を関口と敦子が受ける場面、関口(と、たった2コマのキラキラした榎木津)のおかげで多少コミカルに。後半は古新聞で読んだ逗子での金色髑髏事件、逗子湾生首事件に興味を覚えつつも、二子山集団自殺事件を捜査する木場。長門さんとのコンビは割と良いと思うけれども。睥睨する榎さんが堪らん。

  • カラシニコフ さん

    長門と宇田川がすごくいい。特に長門、あんな有能だっけ?榎木津のいつもの安心感は異常w  ★★★☆☆

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    彼岸が侵食していくような目眩の中、宇田川氏、木場さん、榎さん、長門さん、関君の可愛さに和みます^^そして荒ぶる神として祀られた「彼」は永劫、罪を償わなければならないことに宗教人類学での「葬式などの宗教儀礼は死者を弔うのと同時に、生者を救い、社会を円滑にさせる」という教えがすとんと頭に落ちました。血塗れの鉈や庭石など、悪夢が現実を侵食していくような「証拠」に追い詰められていく様が怖くて怖くてたまらない。

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人物・団体紹介

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京極夏彦

1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年、『魍魎の匣』(講談社ノベルス)にて第四九回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1997年、『嗤う伊右衛門』(中央公論社)にて第二五回泉鏡花文学賞を受賞。2003年、『覘き小平次』(中央公論新社)で第一六回山本周五郎賞を受賞。200

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