定本 百鬼夜行 陽

京極夏彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163812304
ISBN 10 : 416381230X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
追加情報
:
605p 17×14cm

内容詳細

陰から陽へ――。傑作シリーズ待望の新刊登場!

「私には、きょうだいが居た――気がする」いるはずのないきょうだいの正体は? 「青行燈」ほか、「鬼童」「大首」「蛇帯」など10篇

【著者紹介】
京極夏彦 : 1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年『魍魎の匣』で第四十九回日本推理作家協会賞長篇部門を受賞。1997年『嗤う伊右衛門』で第二十五回泉鏡花文学賞を受賞。2000年第八回桑沢賞を受賞。2003年『覘き小平次』で第十六回山本周五郎賞を受賞。2004年『後巷説百物語』で第百三十回直木賞を受賞。2011年『西巷説百物語』で第二十四回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 勇波 さん

    『陰』に引き続き読みにくいサイズの単行本で再読です。日光の事件気になり過ぎます…はい。前作に引き続き秀作揃いのサイドストーリー集。哀しく寂しい人ばかりで悪い奴は一人もいないような気がします。大鷹君は頭抜けて馬鹿全開だけど。セッちゃんは相変わらず爆烈キャラ。場数を踏んで一回りすごくなってませんか?そして最後の『目競』。他の作品が吹き飛ぶ程の破壊力。『薔薇十字探偵』ここに誕生!★

  • 財布にジャック さん

    京極さんの百鬼夜行シリーズの短編集を読むのは、本当に久しぶりです。勿論大ファンなので発売日に購入しました。京極堂や関クンや榎さんはスペシャルゲストとして登場していますが、今回は過去のシリーズの中で完全に脇役だった人々に焦点をあてています。そして恐らくシリーズ最後の「鵺の碑」に登場させるつもりであろう人の短編もありました。「邪魅の雫」から3人、「陰摩羅鬼の瑕」「絡新婦の理」「狂骨の夢」「魍魎の匣」から1人ずつと、この人誰だっけと思い出しながら楽しみました。あ〜、一日も早く本編の「鵺の碑」が読みたいです!

  • tama さん

    「中華丼の模様の唐子みたいな」やつが3度目の登場でいきなり懐かしい。未刊行の作品からもチョイ役登場人物が出てるのはまいった。元作品が何か調べなくて判ったのは2つくらい。

  • 優希 さん

    百鬼夜行シリーズサイドストーリー集第2弾です。暗くて重いホラーテイストに仕上がっていると思いました。じわじわと迫ってくる感じはこの短編集ならではの味わいなのでしょう。今までのシリーズをベースにした話が中心ですが、まだ未発表の作品を元にしているであろうと思わせる作品もありました。ということは新作の発売も期待できるかもと考えてしまいました。榎さんが語り手になるのは珍しいですが、それはそれで価値がありますね。巻末のイラストにうっとり。

  • よむよむ さん

    これは凄い。久しぶりの京極節を堪能した。“陰”同様、「そういえば居たなぁこんな人」が主人公のスピンオフ。それぞれの過去にそれぞれの暗い淵・・・しみじみ怖い。『墓の火』には本当にわくわくさせられた。明らかにプロローグだ。新作が待ち遠しい。書き下ろしの『目競』を読み始めたときは狂喜乱舞したが、意外に辛い話だった。そうか、そうだよね。『馬鹿なのだ。中禅寺も。』

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京極夏彦

1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年、『魍魎の匣』(講談社ノベルス)にて第四九回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1997年、『嗤う伊右衛門』(中央公論社)にて第二五回泉鏡花文学賞を受賞。2003年、『覘き小平次』(中央公論新社)で第一六回山本周五郎賞を受賞。200

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