被抑圧者の教育学 50周年記念版

亜紀書房編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750515458
ISBN 10 : 4750515450
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
408p;20

内容詳細

教育関係者の必携書!
解放の教育学はここから始まった!
1979年の刊行以来、増刷を続けてきた本書は、教育の視点から「抑圧の文化」に対峙する視点を提示する。
世界中で読み継がれている教育思想と実践の書であり、常に新しい読者を獲得してきた信頼の書。
ノーム・チョムスキーなど、世界の碩学によるオマージュを追加掲載し、70ページ増の大幅増補。


著者紹介
パウロ・フレイレ
1921年ブラジル生まれの教育学者・哲学者。
「意識化」「問題解決型教育」などを通じ、20世紀の教育思想から民主政治のあり方にまで大きな影響を与えた。1997年没。

三砂ちづる(みさご・ちづる)
津田塾大学国際関係学科教授。
訳書に『新訳 被抑圧者の教育学』などが、著書に『オニババ化する女たち』(光文社新書・9784334032661)などがある。

【著者紹介】
パウロ・フレイレ : 1921年9月19日〜1997年5月2日。ブラジル北東部ペルナンブコ州に生まれる。教育学者、哲学者。「意識化」「問題解決型教育」などを通じ、20世紀の教育思想から民主政治のあり方にまで大きな影響を与えた

三砂ちづる : 1958年9月6日〜。山口県光市に生まれ、兵庫県西宮市で育つ。京都薬科大学卒。公衆衛生研究者、作家。津田塾大学国際関係学科教員。1990年代の約10年、ブラジル北東部セアラ州において「出生と出産の人間化」の実践に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ア さん

    教育学の古典とのこと。確かに他の本で言及されたりしたのを見たことがある。前半では「銀行型教育」と「対話型教育」が対比されている。半世紀前の時点で、今で言う「生徒の対話的・主体的な学び」を提唱しているのはすごい。後半、特に第4章はほぼ社会革命について論じており、驚いた。実は非常に68年っぽい、マルクス主義的な本である。

  • Tatsuo Mizouchi さん

    ☆☆☆ 銀行型教育から問題解決型教育へ。被抑圧者を救う方法が抑圧者側に巻き込むことであれば、問題は何も解決せず、むしろ分断をひどくするだけ。

  • きゃわてぃ さん

    抑圧者と被抑圧者の心理的な関係性は非常に複雑で矛盾に満ちたものであり、これは現地で研究を行ってきたフレイレ氏だからこそ確かめることのできたものであろう。 この状況を打破するために必要なのは、やはり「教育」だ。 それも単なる「銀行型教育」ではなく、教育者も学生も、共に学んで成長していくような「問題提議型教育」だ。 今の日本での教育は、大多数が「銀行型教育」であろう。真に「教育」が必要な場で培われてきた「問題提議型教育」は、どんな知識の詰め込みよりも勝る。日本でも積極的に普及していくことを期待するより他ない。

  • 佐藤宏樹 さん

    50年前のものが原書だけど、現在の、日本の教育や政治をイメージしながら読むと理解が進みます。

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