三国志演義 2 講談社学術文庫

井波律子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062922586
ISBN 10 : 4062922584
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
672p;15

内容詳細

二世紀末、後漢王朝が崩壊する。群雄割拠の時代、魏、蜀、呉は「三国時代」に突入する。千年の時を経て、膨大な「三国志」物語群、資料を整理・編纂し、『三国志演義』が成る。史実と虚構を巧緻に交錯させ、驚異の物語世界が現出する。本巻は、長坂の戦い、赤壁の戦い、劉備・諸葛亮と孫権・周瑜の頭脳戦、劉備の蜀攻略を描く前半のクライマックス。

【著者紹介】
井波律子著 : 1944年富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授。2007年『トリックスター群像―中国古典小説の世界』で第10回桑原武夫学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    赤壁の戦いはやはりクライマックスですね。

  • かごむし さん

    一人で数万人の軍隊を押し返す英傑、全てを見通す神の如き智謀を持つ大軍師。話のコアにこんなもの持ってきたら、大人の読みものではなくなってしまう。ただ、演義が優れているのは、史実を元にした物語の枠組みがしっかりあるので、中身がチープでも物語として成立するところだと思う。逆算すると、演義では、おそらく実際の歴史があったところに、英雄たちの活躍をねじ込んだせいで、そこがちぐはぐになって違和感が生まれるのだと思うが、彼らを英雄ではなく狂言回しとして見れば、物語は実に多くの人物に彩られ、重なり合っていることがわかる。

  • たぬ さん

    ★4.5 P260「劉備は(趙雲から阿斗を)受け取った瞬間、阿斗を地面に投げつけて言った。」P558「天を仰いで長くため息をつきながら、『私をこの世に生まれさせながら、どうしてまた諸葛亮を生まれさせたのか』と、何度も絶叫して絶命した。」P560「諸葛亮は、夜、天文現象を観察しながら、将軍星が地上に落下するのを見て、笑いながら言った。『周瑜が死んだ』。」P562「諸葛亮は(周瑜を)祭りおわると、地に伏してはげしく慟哭し、こんこんと涙をあふれ出させながら、いつまでも悲しみ嘆いた。周瑜に対する扱いが切なすぎる。

  • 荒野の狼 さん

    三国志演義の第2巻。カバー写真は葛飾北斎画の関羽(ウィーンの美術史美術館蔵Kunsthistorisches Museum Wien)。本書は全120回のうち31-60回を収録。各回(章)には2ページの挿絵がついているが、これは、”四大奇書第一種”19巻に付されている図像から。この挿絵は第1-4巻のすべてに掲載されており、各回の二つの名場面が選ばれているのだが、描かれている人物に特徴がなく、複数の人物が描かれているため、人物の同定は不可能で、解釈不能なものがほとんど。

  • laughmix さん

    面白い。舞台がどんどん変わっていってドラマチックな巻なので講談を聞いているかのよう。 ついついジュサブローの人形で想像してしまうんですけどね…

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