三国志演義 1 講談社学術文庫

井波律子著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062922579
ISBN 10 : 4062922576
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
羅貫中 ,  
追加情報
:
704p;15

内容詳細

二世紀末、後漢王朝が崩壊する。群雄割拠の時代、魏、蜀、呉は三つ巴の戦いに突入。「三国時代」である。千年の時を経て、膨大な「三国志」物語群、資料を整理・編纂し、『三国志演義』が成る。史実と虚構を巧緻に交錯させ、驚異の物語世界が現出する。第一巻は、黄巾の乱後の曹操、劉備、孫堅・孫策・孫権の転変、曹操の官渡の戦いでの勝利までを描く。

【著者紹介】
井波律子著 : 1944年富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授。2007年『トリックスター群像―中国古典小説の世界』で第10回桑原武夫学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    小説ではありませんが、面白かったです。史実と虚構の混じった世界に魅せられました。続きも読みます。

  • かごむし さん

    お風呂に浸かりながら少しずつ読んでました。当初は吉川三国志との違いにばかり目が行ったけれど、後半は演義そのものは初読にもかかわらず昔読んだ物語を読み返している気分になりました。戦争の描写や、政治的な判断など、チープすぎて対象年齢が子供すぎるやろとは思いますが、疲れた頭でさらさら読むにはちょうどいい内容かなとは思いました。1巻は全120回の30回まで。ページ数もそうですが、1ページに文字が結構つまっていて、ボリューム感はあります。せっかく読みはじめた中国古典なので、っていうだけで最後まで読めたらと思います。

  • 荒野の狼 さん

    テレビや映画などで知られる”三国志”は、多くは本書が原作。カバー写真は狩野一信画“劉備檀渓越え図”大英博物館蔵。14世紀に中国で書かれた大著ということで、読みにくいのではないかと危惧したが、最初の数ページで、その懸念はなくなった。本書は、史実を記録した正書の”三国志”を下に書かれた当時の庶民のための小説なので、フィクションも入って物語として肩の力を抜いて楽しめる。また、結局のところ、文化として伝わっているのは、史実より本書からという部分が多く、中国四大奇書のひとつとしても読んでおきたい作品。

  • たぬ さん

    ★4 官途の戦いまで。曹操が関羽を持ち上げまくっているのが印象的。張飛の脳筋ぶり、他人を疑うばかりの袁紹、義理人情に篤い劉備、脳髄を流出させて戦死する孫堅、周りに振り回される献帝…。劉備に獣肉をごちそうしたいけど狩れなかったから妻を殺して食べさせた話、食糧難の暴動を防ぐため係の者を殺して兵を鎮めた話、罪人は一族郎党数百人単位で処刑するなどやたらめったら殺すし連帯責任がすさまじい。各回のラストはすべて「というところ。はてさて〜でしょうか。まずは次回の分解(ときあかし)をお聞きください。」と述べている。

  • laughmix さん

    オツな翻訳だと思う。 それにしても三国志ってこんなに人がたくさん出てきて大騒ぎしてるのなぁ…脇役が濃くて面白い。ただ距離感つかめなくて、たちまち駆け付けた、のたちまち感がわかんないんだよなあ

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井波律子著

1944‐2020年。富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授。2007年『トリックスター群像―中国古典小説の世界』で第10回桑原武夫学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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