永山則夫の罪と罰 せめて二十歳のその日まで

井口時男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864352994
ISBN 10 : 4864352992
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
223p;19

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読書メーターレビュー

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  • 田中峰和 さん

    4人殺害の犯行時19歳だったことで、以降の少年犯罪量刑の基準とされた永山事件。極貧で悲惨な生育環境に同情の余地はあるが、タクシー運転手を2人も射殺した計画的で残忍な犯行には死刑判決もやむなしの意見が多かった。「無知の涙」の副題は「金の卵たる中卒者諸君に捧ぐ」だったが、71年の出版時には既に中卒者は金の卵ではなくなっていた。また彼が真理に目覚めたとされるマルクス主義思想は衰退し、全共闘世代も転向していた。だが、彼が獄中ノートを活用して漢字の習得に勤しみ、幼少期の遅れを必死に取り戻そうとした姿を誰も笑えない。

  • hiratax さん

    今年2017年は、永山則夫の死刑執行から20年にあたる。永山論を多くつむいできた著者の文集。既読のものも多いが、東京新聞の匿名コラムも収録されている。「華」の中断は、どこに着地したのか。さらにどこかへ消えてしまった日記の行方も気になる。

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人物・団体紹介

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井口時男

1953年、新潟県(現南魚沼市)生れ。1977年、東北大学文学部卒。神奈川県の高校教員を経て1990年から東京工業大学の教員。2011年3月、東京工業大学大学院教授を退職。1983年「物語の身体―中上健次論」で「群像」新人文学賞評論部門受賞。以後、文芸批評家として活動。文芸批評の著書に、『物語論/破

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