美しい日本のくせ字

井原奈津子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784756248268
ISBN 10 : 4756248268
フォーマット
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
240p;21

内容詳細

稲川淳二、南伸坊、レディ・ガガ、さらに王羲之などの古典文字から道ばたで拾った名も無き文字まで。手書き文字収集家井原奈津子が考察する、あんな文字、こんな文字。きれいな文字も、汚い文字も、みんなちがって、みんな美しい!くせ字練習帳付き!

目次 : 左利きスピードスター―松本人志さんの字/ 終わりのない文字の道―松本国三さんの字/ キュートな省エネガール―看護師の卵の字/ バカの字―中ザワヒデキさんの字/ “ゴシック体”に取り憑かれた男―佐藤修悦さんの字/ だ〜いぶスペクタークル!?ギャグ輸入文字―デーブ・スペクターさんの字/ 萌え字、ありがとうごじゃいます―韓流スターの字/ ネコの字ウォンテッド―サンリオの字/ 見よう見まねフォーリン系―スウェーデン人の字/ オランダの風車はゆっくりまわった―イエルンの字〔ほか〕

【著者紹介】
井原奈津子 : くせ字愛好家。1973年、神奈川県生まれ。多摩美術大学卒業後、主にエディトリアルデザインに関わる。現在は習字の指導、毛筆ロゴ制作や筆耕などを行う。「くせ字練習会」など手書き文字のワークショップも開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • pino さん

    手書きフライヤーに萌える私のような人には嬉しい一冊。「くせ字」の奥深さを追求する、著者ならではのセレクトも楽しい。お目当ては稲川淳二さんのフォント。赤い文字の怪談ノートは圧巻。「女子の字」40年史も興味深い。私は丸文字世代。90年代に登場した宮沢りえちゃんの長体ヘタウマ文字を真似してみたがどうにも書けなかったな。映画の字幕、外国人が書いた看板メニュー。味があるなあ。ちと惜しいのは、所狭しと商品を置いてあるお店のような構成かな。折角の著者の解説文が、埋もれてしまい、内容が半分くらいしか頭に入ってこなかった。

  • あじ さん

    幾年月にも渡り筆記流浪を続けている人が、世間には意外と多い。私も例外にあらず、流動する自身の文字を日々眺めている一人だ。著者が集めた“くせ字”は多岐に渡る。有名無名に関係はなく、投稿、メモ、メニュー、字幕と全般を研究材料とする。見た瞬間悪寒や虫酸を覚える字もあるが、ジャクソン・ポロックの絵画に見えなくもない(?)。もっとも私たちに身近な芸術が“くせ字”なのかもしれぬ。ハネ、トメ、角度、空間認識…その人の美の感覚で作られているからだ。趣味に傾倒した個人が作った本。取材や資料を元に論を述べる。面白い。

  • ユメ さん

    本屋さんの店頭で見かけて、文字を書くことと人の手書き文字を見ることが大好きな私の心に刺さった本。びびっとくる「くせ字」に出会うと、書き手に好感を抱いてしまう。取り上げられている中で私がいちばん好きなのは、大川おさむさんの“翻訳文字”。『タンタンの冒険』に『さむがりやのサンタ』、私が愛読していたコミック絵本の手書き文字は皆この方が手がけていたのだと初めて知った。カレー屋さんの看板の“見よう見まねフォーリン系カタコト文字”にはピースフルな気持ちになる。稲川淳二氏の字はとにかく凄いので、是非見てもらいたい。

  • 鱒子 さん

    図書館本。字がきたない というのはコンプレックスの代表格ですが、そこでいかに自分の世界を構築するかというのが、実は大事なんだと気づかせてくれた本です。確かに、みんなが日ペンの美子ちゃんでは、ツマラナイ。くせ字はアートである!

  • る*る*る さん

    著者曰く、「美しい」という言葉は、きれいに整ったという意味ではなく、「そのものからなにかを感じて心に響くこと」として使いたい≠ニ。子ども時から文字、特に人の手書き(くせ寺)に対して興味大だったくせ字愛好家の著者は、書道家でもある。私も少女時から文字を書くのも人の文字を見るのが好きだった。この本は、仲間に出会えた感じで嬉しい出会い本!ダウンタウンまっちゃんや稲川淳二の強烈な文字〜サンリオいちご新聞、グリンティーグカード文字にも触れていて奥深い✴︎

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井原奈津子

くせ字愛好家。1973年、神奈川県生まれ。多摩美術大学卒業後、主にエディトリアルデザインに関わる。現在は習字の指導、毛筆ロゴ制作や筆耕などを行う。「くせ字練習会」など手書き文字のワークショップも開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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