関西人の正体 朝日文庫

井上章一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022618658
ISBN 10 : 4022618655
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
263p;15

内容詳細

関西弁は議論に向かない、京都を首都だと言い切る京都人、何でも値切る関西人。典型的な関西に対する偏見の数々を、ときに茶化し、ときにまじめに打ち壊す。読み終えたとき、あなたの関西を見る眼は変わっています。京都のはずれから考える、独創的で面白すぎる関西論!

目次 : 第1章 関西弁の真実(きたない!?関西弁/ 関西弁は議論に向かないという知識人 ほか)/ 第2章 大阪の正体(“大阪のパワー”と人がいうとき/ “風俗発祥の地・大阪”というぬれぎぬ ほか)/ 第3章 京都の正体(辺境文化の光と影/ 京都の景観なんて、どうでもいい ほか)/ 第4章 関西全体への大誤解(値切れる関西人/ 近畿のほんとうの意味 ほか)

【著者紹介】
井上章一 : 1955年京都府生まれ。京都大学工学部建築学科卒、同大学院修士課程修了。国際日本文化研究センター教授。専門の建築史・意匠論のほか、風俗史、関西文化論など日本文化についてひろい分野にわたる発言で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    時々関西人をディスる言動を紹介されるといらっとするところに私が関西人だなと感じた。

  • ichiro-k さん

    自虐的ヨタ話の内容と思いきや、要するに著者のコンプレックスが見え隠れする文章で、ニヤリともできなかった。 私自身、合計4年ちかく関西に赴任し、その上、誠に残念ながら長年にわたり浪速っ子(いまは「ナニワのオバチャン」)と北条征伐の豊臣軍に立ち向かう坂東武者のごとく「聞くも涙・語るも涙」の共同生活しているので「関西人のプライドとコンプレックス」は少しはわかる。 しかし、所詮「東京含む首都圏」なんかは地方出身者の集まりで、関西人を揶揄するのはそんな似非東京人の地方出身者ではないだろうか。

  • ぜんこう さん

    一般的な京都論・大阪論を否定してる本と言うべきやろか?かなり自虐的で僕自身が共感することも多かった。 その中で一番関心したのが「関西」という単語。昔は関東はあったけど関西とは言わなかった。関東=関所の東=地方、これが政治も皇室も東京に持っていかれて、関西=関所の西=地方になってしまったという話。 共感したけど、京都出身の著者に大阪のことを言われるのが何となく上から目線を感じてしまい嫌でした(←あくまで僕の主観です)。

  • 阿部義彦 さん

    ベストセラー新書「京都ぎらい」の著者の兄弟みたいな本の文庫化です。カニとフグの大阪そして再び京都も俎上に上がっています。井上章一さんと言うと私的には「美人論」「桂離宮」「霊柩車」そして何よりエッセイ「邪推する楽しみ」の学者というイメージでしたが、ベストセラーの「京都ぎらい」により、京都で生まれたのに京都生まれと自称できない、生粋の京都人(洛中)から差別された可哀想な人という感じに普通の思われてるのかな?章が下るにつれてひねくれた悪意(邪推)爆発で笑いが止まりませんでした!もはや手遅れ没落のみなんて!

  • 猫丸 さん

    現代における関西の扱いは東京一極集中の陰画、お笑いで東京のご機嫌を伺うにすぎぬ。そんな自虐的戯文。まあどうでもよい話である。京都人の気位が高いのは歴史教科書に地元が頻出することからの特権意識であろうか。大阪人の頑迷な関西至上主義は、かつて経済的に日本をリードした記憶から「ええカッコはよーせんけど実質やったら負けへんで」意識なのかな( こういう関東人のデタラメ関西弁は相当腹が立つものと聞く)。これもどうでもよいが。誰でも故郷の肩を持つけれど、こんにち東京を故郷と言い切れる人間が少なくなったということだろう。

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人物・団体紹介

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井上章一

1955年京都府生まれ。国際日本文化研究センター所長。京都大学工学部建築学科卒、同大学大学院修士課程修了。同大学人文科学研究所助手、国際日本文化研究センター助教授、同教授を経て、2020年より現職。専門の建築史・意匠論のほか、日本文化や美人論、関西文化論など、研究分野は多岐にわたる。著書『つくられた

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