俳句のルール

井上泰至

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784305708403
ISBN 10 : 430570840X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
176p;19

内容詳細

高校の教科書に載っている作品を中心に選んだ、俳句の魅力を味わうのに十分な10のルール。初めて俳句を読む人々を思い浮かべて書かれた、わかりやすくて本格的な俳句案内書。

目次 : 第1章 季語―俳句にはなぜ季語が必要なのでしょう?/ 第2章 定型・字余り―なぜ俳句は五七五なのでしょう?/ 第3章 省略・連想―短い俳句は何を省略すれば効果的なのでしょう?/ 第4章 切字・切れ―俳句にはなぜ「切れ」があるのでしょう?/ 第5章 句会―俳句はどうして集団で作り、批評しあうのでしょう?/ 第6章 文語と口語―俳句も現代の詩なのに、どうして文語で詠むのでしょう?/ 第7章 滑稽・ユーモア―俳句はどうしてユーモアの詩と言われるのでしょう?/ 第8章 写生と月並―俳句はなぜ実際にモノを見ることを重視するのでしょう?/ 第9章 無季・自由律―季語も定型もない俳句とはどういうものなのでしょう?/ 第10章 国際俳句―世界中でハイクが詠まれているのはなぜでしょう?

【著者紹介】
井上泰至 : 防衛大学校教授。公益社団法人日本伝統俳句協会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パフちゃん@かのん変更 さん

    ルールという言葉が適切かどうかは疑問だが、季語、提携・字余り、省略・連想、切字・切れ、句会、文語と口語、滑稽・ユーモア、写生と月並み、無季・自由律、国際俳句という10の章立てで俳句について説明している。俳句は基本的に季節に託して「こころ」を詠むもの。四分の四拍子三小節に収まるというのが面白い。文語のほうが格調高く省略が効く。あまり説明的にならないほうがいい。分かり切った言葉は省略する。独学もいいけれど、句会に入ったほうが楽しいですよ。選んでもらえると嬉しいし、吟行なども楽しめます。

  • デコボコ さん

    内容はあっさりめだけど、良書。

  • 虎哲 さん

    新年一発目の授業が俳句創作ということで予習。季語や定型といった決まり事となぜそのような決まり事があるのかをしっかりと押さえつつ、句会の教育的な意義や和歌から始まる日本の韻文史の概観、世界に広がるHAIKUについて触れられており収穫が多かった。長いため全部は引用できないが、143頁の俳句の定義はなるほどな…と思わされた。『草枕』を漱石自身が「俳句的小説」と言っていたことは知らなかったため参考になった。授業を担当している生徒の言った「草枕よく分からなかった、けど美しかった」という感想はある意味正しかったのだ…

  • 豆ぐみ さん

    俳句の入門書、教養課程の学生へのテキストといったところか。俳句の各側面を、季語・定型など10章に分けて、俳句にはなぜ季語が必要なのでしょう?といった副題をたてている。そのなかで例外にも触れている。各章で執筆者が異なり、章ごとに納得したり引っかかったりした。

  • 凛 さん

    分かりやすくて、初心者向けです。

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