ダレカガナカニイル… 講談社文庫

井上夢人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062739498
ISBN 10 : 4062739496
フォーマット
出版社
発行年月
2004年02月
日本
追加情報
:
15cm,696p

内容詳細

警備員の西岡は、新興宗教団体を過激な反対運動から護る仕事に就いた。だが着任当夜、監視カメラの目の前で道場が出火、教祖が死を遂げる。それ以来、彼の頭で他人の声がしはじめた。“ここはどこ?あなたはだれ?”と訴える声の正体は何なのか?ミステリー、SF、恋愛小説、すべてを融合した奇跡的傑作。

【著者紹介】
井上夢人 : 1950年生まれ。’82年、徳山諄一との共作筆名・岡嶋二人として『焦茶色のパステル』で第28回江戸川乱歩賞を受賞。’86年、日本推理作家協会賞、’89年、吉川英治文学新人賞受賞後、同年、『クラインの壷』刊行と同時にコンビを解消する。’92年、『ダレカガナカニイル…』でソロとして再デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • セウテス さん

    岡嶋二人の1人、井上夢人氏のソロデビュー作品。700ページも在るのだが問題なし、読む手が止まらずに一気読みである。西岡悟郎は、新興宗教団体の拠点を警備する仕事に就いたが、その夜道場から出火し教祖が亡くなる。仕事をくびになり東京に戻った彼は、頭の中に他人が滞在し会話が成立する様になる。教祖は殺害された可能性が在り、犯人は誰なのか、同時に頭の中に入り込んだのは、いったい誰なのか。SF的な設定の上に魅力的な謎をミステリとして展開する。更には哀切な物語へと変容する衝撃のクライマックス、綿密に計算された驚きがある。

  • chiru さん

    頭の中で聞こえる『声』が誰か。教祖を殺したのは誰かの2つの謎を追うストーリー。怖いかと思ったら、西岡の反応と『声』自身が自分が誰か分からない設定がとても面白いです。衝撃と切なさが混ざったラストは、読み応えがありました。★4

  • はらぺこ さん

    ダレノガレナニガシの自伝的小説でもキン肉マンのブラックホールが主役の巻でもないけどNARUTOの心転身の術みたいなんは出てくる。 急に頭の中に誰かが存在して、その誰かから話しかけられたら主人公・西岡悟郎のようにイライラすると思うけど中に存在するのが可愛い女の子やったら露出狂的発想になればバラ色の人生やと思う。 結構分厚い本やったけどサクサク読めた。

  • kaoru さん

    テンポ良く読めて、最後のオチで驚かされました。脳内会話?もそれなりに楽しめました。ただ、流石に長いし、主要人物の心の動きに共感しにくかったりもします。井上夢人ファンでなければ、あえておすすめしないかも。

  • きっしぃ さん

    分厚さから買ってから何年も放置してしまったが、連休の機会に手に取った。読みはじめてみれば、井上夢人だもん超読みやすい(笑)警備で訪れた宗教団体、その晩教祖が焼死。そして、頭の中で誰かの声が聞こえるようになり。。ミステリーでもあり、恋愛小説でもあるが、主人公の男に魅力ないのに、なぜそんなにモテるのか…??納得がいかないなー。ストーリーや結末は驚きもあり面白かったです。

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