サムライブルーの勝利と敗北 サッカーロシアW杯日本代表・全試合戦術完全解析 星海社新書

五百蔵容

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065129722
ISBN 10 : 4065129729
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
224p;18

内容詳細

日本サッカーの現在地を、ロシアW杯全試合からあぶり出す!
ハリルホジッチ前監督の緊急解任に伴って始動した、西野朗監督率いるロシアW杯サッカー日本代表は、1勝1分2敗・ベスト16という下馬評を覆す成績を残し、戦いを終えました。しかし、しかるべき総括が行われないまま関心は「次」にばかり向いていく、という日本サッカーが繰り返してきた愚は今こそ断ち切らなければなりません。本書では、ロシアW杯全4試合の戦術を徹底分析し、日本代表の展開したサッカーがどういうものだったか、世界の潮流の中にどう位置づけられるか、過去の監督たちの仕事とどのように連続性を見いだせるか、を検証します。日本サッカーの未来についての議論は、今この一冊から始まります。

【目次】
はじめに
第1章 ロシア本戦直前の西野ジャパン
第2章 コロンビア代表戦
第3章 セネガル代表戦
第4章 ポーランド代表戦
第5章 ベルギー代表戦
あとがき

【著者紹介】
五百蔵容 : サッカー分析家、シナリオライター、プランナー。1969年横浜市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、株式会社セガ・エンタープライゼス(現株式会社セガゲームス)に入社。2006年に独立・起業し、有限会社スタジオモナドを設立。ゲームを中心とした企画・シナリオ制作を行うかたわら、『VICTORY SPORTS』『footballista』などにサッカー分析記事を寄稿する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ころこ さん

    ボールゲームとしてのサッカーを強調する著者の観点は身体性が欠けています。デュエルの前提となっている個の強さが必要なのは言うまでもありませんが、資本集約的な組織を重視する従来の日本サッカーにはそれなりの大義があった筈です。著者はそれを文化の違いや成熟度として解釈しようとしています。この解釈の是非が端的に分かるのが空中戦です。優勝したフランスが勝ちゲームを逃げ切るときにエンゾンジを投入したように、空中戦の強さは時として勝敗を決します。劣勢のベルギーがフェライニを使ってパワープレーを仕掛けてきた一方で、日本はそ

  • RASCAL さん

    直前に監督交代があった日本の意外な大健闘がもう遠い昔のことのように感じる今日この頃。世界標準のデュエルと全体のバランスを重視した戦術を指示し、日本の局地的に数的優位をつくる戦術を否定した本。うーん、そうなのかな。確かにコロンビア戦は数的優位を全く生かせず一度は同点にされたし、ポーランド戦は完全に劣勢で予選突破するにはボールを回すしかなかったけど。でもベルギー戦は高さのデュエルを挑んできた相手に局地的な数的有利を作れずに逆転された感あり。録画を確認してみよう。

  • jiangkou さん

    ロシアW杯での4試合を15分ごとに切って分析した本。前作と異なり代表基本戦術の解説はない。(軸になる戦術無かったということだが)詳細すぎて読みにくかったが感じたのは、結果はでたが個々の選手のレベルが上がっていた事、偶々香川と乾のコンビが効果的だった事、コロンビアが自分でこけて初戦で勢いに乗れたこと。TVで見た感想とリンクしたのは失点シーン、簡単に逆をとられる悪癖がでまくていたが、片側で数的有利をつくるコンセプトなので、逆をとられると終わりとう事。上がった選手レベルに見合ったサッカーを見てみたい。

  • こまごめ さん

    読了。やはり文章だけで試合をイメージするのは難しく、2022年ワールド杯直前にこの時の試合を再放送するでしょうから、その時の副読本にしたいですね。それでもベルギー戦の2点リードのあと何で攻撃的姿勢を崩さなかったのか疑問だったのだが、戦術の引き出しが無かったというのは残念だが納得出来た。 さてこれらの反省を踏まえた始動した森保ジャパンだかどういうサッカーをしているのか全くわからない。個人的な意見になるがまだまだ日本は外国人監督に教えをこうレベルだと思う。

  • おかつ さん

    「局所的数的優位を求めるあまり、ピッチ全体では数的劣位に陥りそこを突かれ、走力で追いすがって帳尻を合わせる。」日本が採用している戦略を根本から否定し、悲しい現実を突きつける。日本のゴールに一定の評価はしつつも、属人的なセンスに依存した再現性の低いプレーとバッサリ。日本人のフィジカルの弱さを所与とし戦略のガラパゴス化を突き進むのではなく、デュエルを強化し世界標準の戦略を取り入れていかなければ、安定的な戦績は望めないと感じた。

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五百蔵容

サッカー分析家、シナリオライター、プランナー。1969年横浜市生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、セガ・エンタープライゼス(現セガ)に入社。2006年に独立・起業し、有限会社スタジオモナドを設立。ゲームを中心とした企画・シナリオ制作を行うかたわら、サッカー専門各誌に分析記事を寄稿するほか、ウェブ放

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