金融不安定性のマクロ動学

二宮健史郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784272111237
ISBN 10 : 427211123X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
307p;22

内容詳細

頻発する金融危機の解明に挑む、金融不安定性のマクロ経済分析のフロンティア。現代経済学の諸潮流との関係を示しつつ、所得分配と金融不安定性、財政・金融政策の有効性、開放経済の金融不安定性といった現実的かつ応用的な議論を展開する。

目次 : 第1部 基礎理論篇(マクロ経済学の基本モデルにおける諸議論/ ポスト・ケインズ派金融不安定性分析の射程と可能性/ ポスト・ケインズ派金融不安定性分析の展開と展望/ 負債荷重、確信、金融の不安定性、および循環/ 「長期」と「短期」のマクロ経済モデルと金融の不安定性)/ 第2部 応用篇(寡占経済における金融の不安定性、循環、および所得分配/ Profit Sharing、停滞レジームと金融の不安定性/ 負債荷重、金融資産、および金融の不安定性/ 低インフレ下におけるバブル経済/ 金融構造、金融の不安定性、およびインフレ・ターゲット)

【著者紹介】
二宮健史郎 : 滋賀大学経済学部教授、博士(経済学)神戸大学。1967年大分県大分市に生まれる。1995年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程中退。滋賀大学経済学部助手。同講師、助教授を経て、2006年滋賀大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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