60年代ポップ少年

亀和田武

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093884716
ISBN 10 : 4093884714
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
追加情報
:
316p;19

内容詳細

ジャズもマンガも、全共闘もSFも、俺たちには全部ポップ文化だった。教科書的60年代史観を笑い飛ばす、自伝的エッセイ。

目次 : 春の雪は学生食堂とキャビアの呪いなのか。/ 十月、たそがれのバリケード。気がつくと、たった一人だ。/ 一九六〇年、ネギの町で初めてポップと出会った。/ ひとりぼっちのツイストと暴力教室。/ 漣健児と「ミュージック・ライフ」の時代。/ キューバ危機だけど、早く早くお便りネ。/ 放課後だけはファイティング原田のように。/ 人気投票と「下を向いて歩こう」というマイナー嗜好癖。/ SFマガジンと馬込銀座の本屋で出会った。/ 僕は悲しき少年兵だったのか。〔ほか〕

【著者紹介】
亀和田武 : 作家・コラムニスト。1949年生まれ。新聞、雑誌のエッセーやコラム、テレビのキャスターとして活躍。主な著書に、エッセー集『どうして僕はきょうも競馬場に』(JRA馬事文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 山田太郎 さん

    期待してたのと違った。江口寿史の表紙に魅かれて読んだ。時代が違って学生運動がよくわかんないので、いまいちピンとこなかった。半分くらいはまともに読んだけど、あとに行くほど流して読んだ。よくわかんないのは、私の理解力のなさと老化によりあまり理解する努力しないせいであろう、多分。

  • momogaga さん

    1960年代のB面を駆け抜けた亀さんのイタイ自慢話が心地良かった。A面だけ見ていたら、薄っぺらい60年代しか分からなかっただろう。

  • シッダ@涅槃 さん

    「ポップとは金持ちの思想である」(村上龍)。ともかくこの少年は金あるなあ、と思ってしまった。だって中学時代はレコード収集、高校時代はジャズ喫茶通いだもん。自分がバイトしたことは書かれていない。ぼくもろくにバイトはしなかったがぼくの十代とは大違いの過ごし方。と嫉みを含んでわりかし批判めいたこと書いたが、”ポップ”というのは”楽しい”んだよ。著者の友人の言「ほかに楽しいことないからデモに行くんだよ」って感覚。「ポップ少年」という本書もやや眩しさを感じながらも”楽しく”読めた 。

  • おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず さん

    懐かしいな亀さん、一の日会でよく話してた。しっかりと僕の出してたファンジンの名前があった。通い慣れてたジャズ喫茶、店では遭遇したことがない。内緒話だが彼の通称は亀の子たわし。

  • 阿部義彦 さん

    サブカルチャーコラムニストの亀和田武さんの青春時代回顧録、私にとっての著者といえば「劇画アリス」の編集長につきます。そんな亀和田さん(ジュリー)の中学から学生運動に明け暮れた大学時代までの時代の気分に溢れています。ジャズ喫茶とSFとの出会い、漫画、澁澤龍彦、吉本隆明の言説の影響そして、アンチビートルズの音楽観など私が生まれたばかりの60年代を回想しています。

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人物・団体紹介

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亀和田武

1949年、栃木県生まれ。成蹊大学卒。『劇画アリス』編集長などを経てフリーに。1982年『まだ地上的な天使』でデビュー。その後『スーパーワイド』などテレビ番組の司会者も務める。2009年『どうして僕はきょうも競馬場に』でJRA賞馬事文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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