花とアリス殺人事件

乙一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093864053
ISBN 10 : 4093864055
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
187p;20

内容詳細

乙一×岩井俊二、豪華コラボレーション!
石ノ森学園中学校に転校してきた有栖川徹子(通称:アリス)。しかし、転校早々クラスメイトから嫌がらせを受けるようになる。彼女の席に呪われた噂があるようだ。そんなある日、アリスは、自分の隣の家が『花屋敷』と呼ばれ、怖れられていることを知る。彼女は、ある目的をもって花屋敷に潜入するが、そこで待ち構えていたのは、不登校のクラスメイト・荒井花(通称:花)だった。
【編集担当からのおすすめ情報】 岩井俊二監督初の長編アニメーション映画「花とアリス殺人事件」(2015年2月20日公開予定)を、乙一さんがノベライズしています。

【著者紹介】
乙一 : 1978年福岡県生まれ。96年、『夏と花火と私の死体』でデビュー

岩井俊二 : 1963年宮城県生まれ。映画監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    『花とアリス』というと、蒼井優がハレーション気味の世界の中で、紙コップのポアントを履いて踊るシーンが酷く印象的で、そればかり何回も見ていて。だから全体を通してみた事は実は一度もないんだけれど、こんな風に元気よくうわばきを履き潰すような、そんなお話なのかしら。これは、実写版も一度ちゃんと見てみなくては。と思います。序盤すごくひきこまれて、Les Enfants Terribles!と思っていたけれど、読み終わると何だか本編よりもあとがきの方が妙にしっくり私にはきてしまい、そちらばかり印象に残ってしまいました

  • あも さん

    映画のノベライズ。サクッと読めて、内容もサラッとした感じ。面白いは面白いが残る物はない。親の離婚で名字が黒柳から有栖川に変わった徹子。引っ越し先のお隣さんかつ転校先の同級生の花。一年前にその高校で死んだと噂のユダなる人物の謎を解く…。大して長くない話でもこれだけで引っ張るには弱い。乙一らしさは所々に見えるが、花とアリス(徹子)のキャラの対比が弱かったり、ユダは何がしたかったのか?といった消化不良な部分も多い。【河童三平喫茶】や【火乃鳥駅、我王駅】などストーリーに全く無関係のネーミングはちょっと楽しかった。

  • nyanco さん

    本作がアニメ映画のノベライズだと知り、更にその前に実写版の映画があったことを知り、先ずは「花とアリス」を観てみました。11年前の鈴木杏ちゃん演ずる「花」、蒼井優ちゃん演ずる「アリス」、映像が美しく、二人の個性がとても良く表現された作品でした。先に観たのが大正解!本作は、エピソード0的作品で、「花とアリス」の前、二人が出会った時の物語です。本を読みながら、優ちゃんのアリスが、杏ちゃんの花が動き回ります。 うんうん、あの子ならこんなふうに言うだろうね〜とか、きっとこんな表情だろうなぁ…とか。続→

  • 風眠 さん

    本家の映画『花とアリス』を観ていない、と言うか、けっこう前になんか宣伝されてたな、くらいの知識しかなかったけれど、それでも楽しめた。ふたりのヒロインが出逢うまでを描いたエピソード0って事みたいです。乙一のあとがきで「これは名前をめぐる物語だ。」と書かれていたが、なるほどなぁ・・・と、あとがきまで読んでストンと落ちた。名は体を表すという言葉があるけれど、名前には、その人を表す何かがあるように思うし、名前で区別されることで自意識というものも生まれるようにも思う。いろいろ大変な思春期、揺れ動く女の子たちの物語。

  • みかん🍊 さん

    映画「花とアリス」は観ていないのですが、こちらはアニメのノベライズらしいです、乙一さんの方で殺人事件なので怖い話かなと思って恐る恐るで読んで見ましたが、引っ越してきた先の家の引き籠もりの少女、新しい中学校の教室での不気味な噂を調べていくと・・女子中学生の青春物、アリスや花、母親のキャラも楽しくちょっと漫画チックでしたが、情報なしでも十分楽しめました。

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乙一

1996年「夏と花火と私の死体」でジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー

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