箱庭図書館 集英社文庫

乙一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087451313
ISBN 10 : 4087451313
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
追加情報
:
343p;16

内容詳細

僕が小説を書くようになったのには、心に秘めた理由があった(「小説家のつくり方」)。ふたりぼっちの文芸部で、先輩と過ごしたイタい毎日(「青春絶縁体」)。雪面の靴跡にみちびかれた、不思議なめぐり会い(「ホワイト・ステップ」)。“物語を紡ぐ町”で、ときに切なく、ときに温かく、奇跡のように重なり合う6つのストーリー。ミステリ、ホラー、恋愛、青春…乙一の魅力すべてが詰まった傑作短編集!

【著者紹介】
乙一 : 1978年10月21日、福岡県生まれ。96年、第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞した『夏と花火と私の死体』でデビュー。別名義でも作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ さん

    『物語を紡ぐ町』というフレーズが大好き(o^_^o)潮音さんの読書好きには感激を感じますね。 ちょっと変わった短編集!有川浩さんの図書館戦争を読んでから、図書館あるいは図書室というタイトルがついてると、どうも衝動買いしてしまう(笑) でもファンタジーさを感じつつ楽しく読めました(o^_^o) 何度でも再読できそう!再読するときは、たむらぱんをBGMにして読もうかな(^-^)v

  • yoshida さん

    読者のボツ原稿をリメイクした短編集。【物語を紡ぐ町】文善寺町を舞台とした6編の短編を収録。「青春絶縁体」、「ホワイト・ステップ」が特に印象に残った。山里秀太と姉の山里潮音がキーパーソン。「青春絶縁体」での文芸部の小山雨季子先輩と山里秀太、痛い二人の不器用なやり取り。先輩を傷つけた山里君が同じクラスの鈴木さんの力を借りて先輩のクラスに向かう。再び繋がる山里君と小山先輩。鈴木さんのガッツポーズ。白乙一の感じが強い作品。「ホワイト・ステップ」も巧みな構成。乙一オリジナルより見劣り感はどうしても否めないかな。

  • 射手座の天使あきちゃん さん

    文善寺町(物語を紡ぐ町)と潮音さんが強引・こじ付け・力技・無理やり感満載で各話に登場するなぁと思ったんですよね(笑) そうですか、なるほど目からウロコの新発想・集英社さんクリーンヒットですねぇ (^_^)v 青春絶縁体の先輩との会話がイタくてすきですねよん♪ ホワイト・ステップはどこかで似たのを読んだ気が・・・、あっ でも良かったですよ(笑)

  • らる さん

    久々の乙一作。読者の方のボツ原稿を乙一さんがリメイクしてできたという短編集ですが、どの話もやはり乙一さんらしさが出ていたな〜と思いました。また話のキーにもなってくる潮音さん、とても素敵なキャラクターで是非他の作品でも見てみたいです。 どれも途中で読むのをやめられない。物語を紡ぐ街で起こる、あたたかくてどこか奇妙な出来事は、短いのに内容が濃くて面白い。そして全てが不思議な街で繋がっている。 どれもとても面白かったけれど、ホワイト・ステップが特にお気に入りです。

  • にいにい さん

    乙一さんの集めたボツ原稿をリメイクし小説の書き方を示した作品集。6篇の短編が、潮音さんを軸に緩やかに繋がり、原案を考えた人はバラバラなのに、所々に乙一さんらしさも伺える。潮音さんの行動や伝説が凄い、好きだなこんなキャラ。 ストーリーとしては青春絶縁体の引っ込み思案な人物描写とホワイト・ステップの設定の妙がいい。原案を併記してくれたら、別の楽しみもあったかな?webで探せるのかな。ちょっと切なくまた、ホンワカする作品群だった。

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乙一

1996年「夏と花火と私の死体」でジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー

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