もえぎ草子

久保田香里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784774329284
ISBN 10 : 4774329282
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;20

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読書メーターレビュー

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  • chimako さん

    【読書感想画課題図書】いかにもYAな一冊。幼くして親を亡くした少女萌木の成長譚。女官だった母の後を追うように大内裏の下働きをすることになる。清少納言や女官たち、下働きの下女や中宮の住まいの様子などが細やかに描かれている。萌木が父と出合う場面は唐突で物語としては中途半端な気がするが「紙」や「草子」を通してその時代の文化がうかがえる。感想画の課題図書としては挿し絵が多い。その挿し絵も線やモノクロの色合いが強すぎて想像を羽ばたかせるには不向きかも。課題図書の日本文学は時代物が2冊。もう少し身近な物語が良いなぁ。

  • 真理そら さん

    枕草子で書かれた状況を下働きの萌黄の目を通して描かれた作品、などとまとめていいものやらw父の縁の紙が萌黄に不幸をもたらした時は児童文学なのにやるせなさに胸が詰まった。定子のその後を考えると萌黄の物語とは別の哀しい物語も思い浮かんできてしっとりした気分で読み終えた。

  • しゅてふぁん さん

    羨ましい…萌黄が頭弁から声を掛けられたときに心の声が口からこぼれ出た(笑)これって枕草子の、百人一首の、あの場面だよね!と色んな本を引っ張り出して確認して読み耽って、、、寄り道しすぎてしまった。女房目線で枕草子の舞台裏を書いたものはいくつもあるけれど下働き(庶民)の視点からは珍しいのではないかなと。こんなに主人公を羨ましく思った読書は久しぶり。紙と筆があれば、か。私はそれらにより生み出されたものがあれば、だな。

  • 花林糖 さん

    (図書館本)職御曹司(后の為の役所)の下働きで働く事になった萌黄が主人公で、藤原道長が実権を握り中宮定子が厳しい立場に居た頃の物語。苦しい立場に追い込まれても頑張る萌黄が逞しい。大人になったその後の物語も読んでみたい。(清少納言が枕草子を書いていく様子も描かれている)

  • みよちゃん さん

    先日から式典があり王朝文化の模様を目にする機会があり、この本も興味深く読めた。枕草子を書く清少納言で書かれる世界と庶民、下働きの少女萌黄の目を通して、紙、父、自分を見つけていく。読みやすく、楽しめた。

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