ベスト・オブ・マイ・ラスト・ソング 文春文庫

久世光彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167581077
ISBN 10 : 4167581078
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
16cm,477p

商品説明

末期(まつご)の刻(とき)に1曲だけ聴くことができたら、どんな歌を選ぶか――。故・久世光彦が14年間にわたって雑誌「諸君!」に連載した123篇のエッセイから52篇を選んだ〈決定版〉。小林亜星、小泉今日子、久世朋子の3氏による語り下し座談会「私たちの選んだマイ・ラスト・ソング」を収録。懐かしい昭和の名曲が、珠玉の名文でよみがえる。

内容詳細

末期の刻に一曲だけ聴くことができたら、どんな歌を選ぶか―。故・久世光彦が14年間にわたって雑誌「諸君!」に連載した123篇のエッセイから52篇を選んだ“決定版”。小林亜星、小泉今日子、久世朋子の三氏による語り下し座談会「私たちの選んだマイ・ラスト・ソング」を収録。懐かしい昭和の名曲が、珠玉の名文でよみがえる。

目次 : 私たちの選んだマイ・ラスト・ソング―座談会/ アラビヤの唄/ 港が見える丘/ 時の過ぎゆくままに/ 幌馬車の唄/ さくらの唄/ 哀しき子守唄/ ハイケンスのセレナーデ/ 父母の声/ 愛国の花〔ほか〕

【著者紹介】
久世光彦 : 1935(昭和10)年、東京生まれ。東京大学文学部美学科卒業後、東京放送に入社。「七人の孫」「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー一族」等のヒットドラマを手がけ、79年退社。カノックスを設立後、演出家、映画監督、作詞家として活躍。92年、「女正月」他の演出で芸術選奨文部大臣賞受賞。93年、「蝶とヒットラー」で第3回ドゥマゴ文学賞受賞。94年、「一九三四年冬―乱歩」で第7回山本周五郎賞受賞。97年、「聖なる春」で芸術選奨文部大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やいっち さん

    本書は、「末期の刻(とき)に1曲だけ聴くことができたら、どんな歌を選ぶか――。故・久世光彦が14年間にわたって雑誌「諸君!」に連載した123篇のエッセイから52篇を選んだ〈決定版〉。小林亜星、小泉今日子、久世朋子の3氏による語り下し座談会「私たちの選んだマイ・ラスト・ソング」を収録。懐かしい昭和の名曲が、珠玉の名文でよみがえる」といった本である。  

  • もりくに さん

    「ラストソングを選ぶということは、自分の人生をどんな気持ちで終わるかということである」という久世さんの言葉は、齢70を超えた見にはとても身近に感じられる。この本は、今はなき雑誌「諸君」に1992年から急逝した2006年までの14年間に書かれた119篇から選ばれた。選者は彼が音楽のことは何でも相談していた小林亜星さんと、彼のドラマにたくさん出演した小泉今日子さんと彼の奥さん。小泉さんは「自分が好きな歌は、必ずドラマの中で使った」と。奥さんは彼を評して、「不良、バンカラに憧れて、肺結核になっちゃうタイプ」と。

  • メタボン さん

    ☆☆☆★ やはり昭和の歌は素晴らしい。懐メロにどっぷりとひたった。奥村チヨという歌手を初めて知った。頼りなげだけど強く響いてくる歌い方が印象的な「終着駅」がとても良かった。「そして神戸」も作曲している浜圭介が旦那なのね。ジュリーの「時の過ぎゆくままに」は色っぽい。「昭和枯れすすき」も凄い歌。

  • おおにし さん

    戦前生まれの久世光彦さんの選んだ曲が私の好みとかなり近いことに驚きました。いつ聴いても泣ける曲としてあげられた「おもいでのアルバム」「何日君再来」「賛美歌312番」の3曲は実は私も聴くと涙腺が緩んでしまう曲です。久世さんの選ぶ曲は童謡、歌謡曲、軍歌、ジャズ、ラテン、ワルツなどと幅広く、私もこれは名曲だと思うものばかりで、末期に聴く曲を1つ選ぶということは至難の業だったろうと思います。結局、久世さんはどの曲をご自身のラスト・ソングに選ばれたのでしょうか。あの世でお会いできたら聞いてみたいものですね。

  • KD6-3.7 さん

    著者の名前とキャリアは知っていたが、著書を読んだのは初めて。戦前からのよく知られた歌(一部マイナーな歌もあるようだが)を、ひとつひとつ慈しむように語る筆致に心打たれた。タイトルは知っていても思い出せない歌や、全く知らない歌が多く、Youtubeで調べまくった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

久世光彦

1935(昭和10)年、東京生まれ。東京大学文学部美術史学科卒。TBSを経て、テレビ番組制作会社を設立、ドラマの演出を手がける。93年『蝶とヒットラー』でドゥマゴ文学賞、94年『一九三四年冬―乱歩』で山本周五郎賞、97年『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、2000年『蕭々館日録』で泉鏡花賞を受賞。19

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品