江戸の犯罪と仕置 歴史新書

丹野顕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800313027
ISBN 10 : 4800313023
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
189p;18

内容詳細

大江戸八百八町を揺るがした数々の犯罪。現代に横行する犯罪のほとんどは江戸時代にもあった。児童虐待、セクハラ接待、ゲス不倫、経歴詐称…伝説の大泥棒事件から呆れる珍事件まで、どのような犯罪が起き、その裁きはいかに行なわれていたのか。拷問、処刑の希少な図版を満載、見てわかる江戸の犯罪判例!

目次 : 1章 江戸のお裁き事情/ 2章 武士の事件簿/ 3章 江戸の重犯罪(金蔵破り・強盗/ こそ泥・スリ・恐喝/ 詐欺/ 博奕/ 殺人/ 放火)/ 4章 性をめぐる罪と罰(密通/ 心中/ 婦女暴行/ 売春/ 離婚/ 女犯)/ 5章 町暮らしのルール(江戸府内/ 江戸以外)

【著者紹介】
丹野顯著 : 1940年、東京都生まれ。作家。東京教育大学(現・筑波大学)文学部卒業。月刊誌・百科事典などの編集者を経て文筆活動に入る。専門は江戸庶民の生活史・精神史を中心に執筆。淡野史良の筆名でも著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 宇宙猫 さん

    ★★★ 江戸時代に実際に起った犯罪をどう裁いたかを書いた本。

  • 活字スキー さん

    タイトル通り、記録に残された江戸の犯罪事情。何が犯罪とされ、どのように裁かれるのか。見懲らし(見せしめ)の意味もあり、現代の感覚からすると全体的に厳しいと感じる判例が多い。その一方で「女子供は夫や親に絶対服従」であったり、「侍としてあるまじき不届き」など、立場によって随分と刑の重さは変わる。仇討ちが合法であった時期もあり、復讐的な行為は酌量される傾向にあったようだ。単なる殺人よりも関所破りの方が重罪とされる(どちらにせよ死刑だが)など、お上の思惑というのも大きい。

  • kaharada さん

    江戸時代に心中が流行ってしまい、吉宗は心中を犯罪として処罰するようにした。心中したら死骸は取捨て弔いNG。生き延びたら三日間晒して非人手下。片方だけ存命なら死刑。って厳しすぎやろー。 親の子殺しが子の親殺しより罪が軽いとか(今は同じ)、婚姻に親の許可がいるとか(今は必要条件でない)、不条理な道徳観念が刑罰に反映されてて窮屈だったんだなあ。ご先祖、乙!って思ったわ。 公事方御定書。厳刑主義から寛刑主義へ。

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