人間の器 幻冬舎新書

丹羽宇一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344986183
ISBN 10 : 4344986180
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
180p;18

内容詳細

「器が大きい人」というと、どんな人をイメージするだろうか。著者は「自分に何の利益がなくとも、他人のために行動できる人」だという。私欲を封印し、他人のために何かを成すのは、そう簡単ではない。器を大きくしようと無理をすると、かえって器は小さくなってしまう。ならば、どうすればいいのか?「自分にしかできないことを、やる」「何が起きても“それがベスト”と考える」「ときに積極的に諦める」「自分を捨てたとき、人間の器は大きくなる」等々、本当の意味で器を大きくするための心のありようや生き方について詳述。

目次 : 第1章 「人間力」を高める(人間としての責任を果たす/ 自分にしかできないことを、やる ほか)/ 第2章 「人間の器」は仕事で変わる(問題を解決できない人の盲点/ 頭を整理し、アイデアを生み出すコツ ほか)/ 第3章 老年をいかに生きるか(歳をとるとしんどくなる人と楽になる人の違い/ 不機嫌でもいいじゃないか ほか)/ 第4章 自分の「善なる部分」を生かす(「悪い心」を持たない人はいない/ 「死」を恐れない人の考え方 ほか)

【著者紹介】
丹羽宇一郎 : 公益社団法人日本中国友好協会会長。1939年愛知県生まれ。元・中華人民共和国駐箚特命全権大使。名古屋大学法学部卒業後、伊藤忠商事(株)に入社。98年に社長に就任すると、翌99年には約四〇〇〇億円の不良資産を一括処理しながらも、2000年度の決算で同社の史上最高益を計上し、世間を瞠目させた。04年会長就任。内閣府経済財政諮問会議議員、地方分権改革推進委員会委員長、日本郵政取締役、国際連合世界食糧計画(WFP)協会会長などを歴任ののち、10年に民間出身では初の駐中国大使に就任。現在、一般社団法人グローバルビジネス学会会長、伊藤忠商事名誉理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    丹羽さんの「人間の本質」に続く人生論だと思います。一部既刊の本とかぶるところはありますが、わかりやすくどう生きていくべきかを説いてくれています。「Do Your Best」という言葉をいわれていますが私も20代のころからその言葉でやってきたつもりです。とくに参考となったのは3章の「老年を生きる」という箇所の「終活はする必要がない」という言葉はまさにその通りだと感じました。

  • ココロ さん

    ★★★ 「人はどこまでいっても、『わかる』部分が増えていくだけです。それが成長ということです。」という言葉が一番印象に残った。 自分のレベルがどのあたりにいるのか正確に把握しよう。そして目標は低く設定しよう。

  • ココロココ さん

    フォロワーさんのおすすめで購入。非常に読みやすかった。なかなか自分事として考えられらなかったけれど、自分の残された時間を考えると、そうも言っていられない。若い時に読んだ本を今読むと感じ方が違うというのはあるけれど、やはりそうなのだと感じた。良い意味でも悪い意味でも。

  • チャー さん

    人間の器の大きさということを考えた時に、そもそも器とはどういうことかという考え方に興味を持つ。ある面では寛容なのに別の面で神経質である人も多いという指摘は確かにと思う。時には積極的にあきらめるという姿勢は時間を視点に置いたときに有効。本質をつかむためには現場の確認が重要。人間の器は雑務に現れるという指摘はなるほどと感じた。。読書の積み重ねが人を作るという指摘は大いに納得すると共に励まされる。起こったことを後悔せず常にベストを尽くす著者のスタイルがエピソードを交えて随所に綴られており大変勇気づけられる。

  • コロンボ さん

    「人間の器が大きい人」とは自分に何の利益がなくても、他人のために行動できる人、と丹羽さんは言う。とはいえ、実際にはとても難しい、それを丹羽さんが具体的事例を挙げつつ、わかりやすく詳述している。「人間力」の高め方、仕事の中でどのように対応した方がよいか、老年をどう生きるか、アフガニスタンに生涯を捧げた中村哲さんのエピソード等々。本当の意味での「心の成長」が何よりも大切だと感じた。

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