きらめく甲虫

丸山宗利

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344027862
ISBN 10 : 4344027868
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
79p;21

内容詳細

こんな色合い見たことない!
想像を超えた、生きる宝石200

ベストセラー『昆虫はすごい』著者による最新写真集

まるで銀細工のようなプラチナコガネ、日本の伝統紋様さながらに多様な柄をもつカタゾウムシ、
虹色の輝きが美しいアトバゴミムシ……。
硬くて強そうな見かけの甲虫はそのかっこよさで人気があるが、
本書では甲虫の中でもとくに金属光沢が美しいもの、珍しい模様を背負っているもの、
色合いが芸術的なものを厳選して紹介してゆく。
ピントが合った部分を合成して1枚に仕上げる「深度合成写真撮影法」により、
甲虫の持つ美しさをすみずみまで楽しめる!


絢爛豪華でちょっと奇妙な甲虫大集合!
●きらきらした姿に隠された知恵
●裏側までお洒落な虫、やや手抜きの虫
●糞の中が好きな美しい虫
●蛇の目、菊花、縞……まるで江戸紋様みたいなカタゾウムシ
●金より価値の高いプラチナコガネ
●複雑な柄をそっくりに真似るカタゾウカミキリ
●美しい色とへんてこな角のニジダイコクコガネ
●原始からずっと派手好み、ムカシタマムシ など

著者
1974年東京都出身。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。九州大学総合研究博物館助教。大学院修了後、日本学術振興会の特別研究員として3年間国立科学博物館に勤務。2006年から1年間、同会の海外特別研究員としてアメリカ・シカゴのフィールド自然史博物館に在籍。08年より現職。アリと共生する好蟻性昆虫が専門。シカゴ在任中に深度合成写真撮影法に出会う。現在、研究のかたわら、さまざまな昆虫の撮影も行っている。著書に『ツノゼミ ありえない虫』(幻冬舎)、 『森と水辺の甲虫誌』(編著)『アリの巣をめぐる冒険』『アリの巣の生きもの図鑑』(共著)(いずれも東海大学出版会)などがある。近著『昆虫はすごい』(光文社新書)がベストセラーとなる。

【著者紹介】
丸山宗利 : 1974年東京都出身。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。九州大学総合研究博物館助教。大学院修了後、日本学術振興会の特別研究員として3年間国立科学博物館に勤務。2006年から1年間、同会の海外特別研究員としてアメリカ・シカゴのフィールド自然史博物館に在籍。08年より現職。アリと共生する好蟻性昆虫が専門。研究のかたわら、さまざまな昆虫の撮影も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    甲虫のメタリックな美しさに息をのむ。たかが虫、されど虫だなー。世界のコガネムシ、オサムシ、タマムシ、ゾウムシ、カミキリムシのごく一部が紹介されてい。世界で昆虫は約100万種、甲虫だけでも約37万種いるそうだ。甲虫の中にも大小、地味なのから本書に出てくる超派手なのまで様々。糞虫なんて糞を食べてなんであんなに綺麗なのかと考えてしまう。進化という言葉は間違いのないものとしても虫を眺めているとやっぱり神様の存在を頭に浮かべてしまう。図書館本

  • あじ さん

    甲虫を宝石に喩えたら気味悪がられるかもしれませんが、あの有名な法隆寺の『玉虫厨子』。玉虫五千匹で飾った国宝なんです。本書のタイトルに全く嘘はなく、どの個体も細部まで塗り残しない輝きを放っています。ひっくり返したお腹まで、徹底したペイント。水玉模様の甲虫は、草間彌生さんが飼育していらっしゃるかも。鏡の前で色柄合わせに迷ったら、参考にしたいくらいのパーフェクトさ。スタイリッシュな鎧を身に着けた甲虫たちの、ファッション雑誌のようです。彼らが暮らす楽園は、人間に略奪されているとの現実も突き付けられました。

  • 鱒子 さん

    図書館本。キラキラ尽くしの昆虫写真集。コガネムシ、オサムシ(治虫じゃなくて筬虫)、タマムシ、ゾウムシ、カミキリムシ。昆虫採集よりも 無意識の資源消費者の方が 多数の虫を殺しているーージャングルが切り開かれ資源にされていき、美しい虫たちの住処がなくなるのは困った問題です。 同著者の「ツノゼミ」「昆虫こわい」から本書に流れてまいりました。

  • むぎじる さん

    本文にもある通り、メタリックでなんと色彩豊かなのでしょう。色もさることながら、繊細な模様までしょっている!タマムシの裏側や、ゾウムシの体表面のアップも見られたのは、貴重で楽しかった。お気に入りは、体はプラチナ、足先は紫色の「キンギンコガネ」。ビーズを埋め込んだような柄を持つ「アカモンアラメムカシタマムシ」。ターコイズブルーが涼しげな「ニシキホウセキゾウムシ」。あきることなく眺められる写真集。

  • ミツツ さん

    金属光沢のきらびやかなこと!あえて敵に認識させるための装いである。タマムシは裏側にもおしゃれの手を抜かない。ゾウムシの色柄をあしらったiPhoneカバーがあれば欲しいくらい。こんなにも美しい彼らが住まう環境を壊してはいけないと強く思う。自分には何ができるかな。

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