今夜も落語で眠りたい 文春新書

中野翠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604906
ISBN 10 : 4166604902
フォーマット
出版社
発行年月
2006年02月
日本
追加情報
:
18cm,230p

内容詳細

落語は笑いとともに、江戸明治の日本が生んだ「幻の町」に連れていってくれる。「落語こそ日本文化最大最高の遺産」と言い切る著者による、寝る前に愉しむ、心地よくて贅沢な落語入門。オススメ愛聴CD紹介付き。

【著者紹介】
中野翠 : コラムニスト。早稲田大学政経学部卒。出版社勤務を経て、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • はちてん さん

    タイトルが凄くいい。落語入門書でもあるし、もう一歩踏み込んでもいる。録音媒体の紹介が役立ちそう。とにかく著者の落語愛はわかる。志ん朝愛もわかる。少々はしゃぎすぎのきらいはあるけど、ちゃっちゃと進む会話のようで走ってる(笑)米朝師匠の「落語は肯定の芸です」を思い出す。

  • もえたく さん

    10年以上前の本ですが、志ん生、文楽、そして志ん朝のCDを中心に落語愛を語られているので再読。「志ん生の語り口や声の質は、ビートたけしにかなり似ている」と述べられていた箇所があり驚く。志ん朝が名古屋の大須演芸場を救うために三夜連続の独演会をノーギャラで10年間出演したエピソードは粋だね。「落語は聴き手の想像力を信頼。日本では江戸時代から名も無き庶民がこんな高度な芸能を楽しんできた」改めて聴いてみようと思いました。

  • エリナ松岡 さん

    紹介しているネタの数は割と多いのに対し、著者本人の言う通り演者のほうは偏っていてお気に入りの同じ人ばっかりという、言わば熱い思いを前面に押し出した入門書です。それが功を奏しているようで、すごく落語を聴きたい気持ちになります。僕の場合は読み終わって最初に聴いたのは「柳田格之進」。ちょっと変わったネタに思えたのと、結末が書かれていなかったため、どうにも気になってしまいました。

  • ネギっ子gen さん

    昔から、志ん生や圓生なぞ、そこそこに聴いてきたが、近年は枝雀に固着していた。最近は白鳥や昇太などの新作に親しむ。で、古典は談志を聴くくらいだったが、そろそろ、古典も滑稽噺に拘らず、人情噺の方も聴いてみましょうか。特に、これまで何となく敬遠してきた、文楽・馬生あたりを。 ま、そういう歳になってきたということでしょう。207頁に、私の敬愛する、小沢昭一さんの、「落語は老人芸です」という言もあるし。木久扇の師匠、正蔵も聴いてないねぇ。 『生きている小平治』ですか。「正蔵ならでは」という噺とか。こりゃ、聴かねば。

  • hakootoko さん

    丁度いい範囲で、語ってらしゃるので、嫌気が指すことがないのがいいです。落語の録音は膨大にあるので、どうしたらいいのやらと思っていたので、よかったです。著者と違って、私は、居残り佐平次が、ちょっとトラウマです。談笑さんの居残りしか聞いたことなくて、下げがちょっと怖いのです。この本をきっかけに志ん朝版を聞いて、さっぱりとした下げだったので、元はこんな話だったんだと。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

中野翠

早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社勤務などを経て文筆業に。1985年より『サンデー毎日』誌上で連載コラムの執筆を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

実用・ホビー に関連する商品情報

おすすめの商品