名画に見る男のファッション

中野京子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041107232
ISBN 10 : 4041107237
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
192p;19

内容詳細

惜しげもなく脚線美を披露する男たち、でもその上は…?ゴムもホックもファスナーもない時代、もし不器用だったら…?美術ファンもファッションマニアも納得!絵画30点に秘められた当時の人々の飽くなき思い!

目次 : 軍服、命―ジャック・ルイ・ダヴィッド『アルプス越えのナポレオン』/ エリマキトカゲ…ではない―フランス・ハルス『聖ゲオルギルス市民隊幹部の宴会』/ ダンディ、かくあるべし―ジョバンニ・ボルディーニ『ロベール・ド・モンテスキュー伯爵の肖像』/ お下がりでも貴重品―伝ピエトロ・アントニオ・ロレンツォーニ『大礼服姿の少年モーツァルト』/ 聖書時代のパンク―レオナルド・ダ・ヴィンチ『洗礼者ヨハネ』/ 派手なスイス傭兵―伝ヨハネス・ルドルフ・マヌエル『傭兵』/ お洒落な丹前―ヨハネス・フェルメール『地理学者』/ 若者しか似合わない―ヘンリー・ウォリス『チャタートンの死』/ 悪趣味のきわみ―ティツィアーノ・ヴェチェリオ『皇帝カール五世と猟犬』/ 道化は目立つべし―ヒエロニムス・ボス『愚者の船』〔ほか〕

【著者紹介】
中野京子 : 作家・ドイツ文学者。早稲田大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ままこ さん

    時代背景が男のファッションからも分かる。実用性より見栄が優先。その時代ではイケてると思われてたのかもしれないけど首を傾げる程すごく滑稽なファッション多数。男の気取った脚見せが流行ってたり、靴の先の尖り方が半端なかったりetc.(笑)中野さんの解説がざっくばらんで分かりやすく面白かった。

  • あっか さん

    ごめんなさい、声に出して笑いました!今まで見た中で一番痛烈な中野節(≧∇≦)「羊だって戸惑うに違うない」、もう最高。お皿の上の生首、最高。ファッションって20年前のものですら何これダサい…と思われてしまうから、いわんや何世紀も前のファッションをや。ただ、モンテスキュー伯爵だけは現代でも通じるし惚れてしまうわ。笑 やっぱり絵画はただ眺めるより、時代背景やストーリーも知った方が何倍も面白い!カミラ夫人のエピソードには軽くゾクッとしました。

  • ちゃりんこママ さん

    ざっと読んだのですが…男の下着の歴史を見たかったのよ…個人的ガッカリ。新書版にしてはやや暗く見えるものの印刷も鮮明。服飾史では見逃してしまう、男のファッションが中野先生視点なので大変面白いです。中世の尖頭靴には今の流行もあるから、笑ってしまったわ。労働には向かない靴なんですね。

  • Kumiko さん

    どうして『女のファッション』ではなくあえて『男のファッション』なのか…かねてから不思議だったのだが、読んだら納得。この時代のファッションは男の方が華美で派手だったらしい。オシャレの為なら動きやすさや清潔さは二の次なのが壮絶(ノミとかシラミとか…絵を観るだけで体がカユくなってくる)!今となっては判で押したようにスーツにネクタイの男性ファッションに警鐘を鳴らしたいらしいが…今の時代でコレやったら笑われるでしょ!というファッションばっかり。それをチクリチクリと揶揄する中野さんの解説がやっぱり面白すぎる。

  • キムチ27 さん

    名画は好き・・といっても美術館に行く時間がとり辛い。で、簡便なものを手にする。中野さんの本は申し訳ないがトリビア的に利用しているので感想もそんなもの。男のファッション!軍服に始まり、軍服に終わると文中でも述べているがまさに!個人的に面白かったのは豹柄のポシェット。セコハンの店で見た様な気がして、何かしら親近感が湧く。そして威風堂々の王侯貴族がきていた毛皮のローブ。うじゃうじゃノミが涌いていたそうな。最後は中世のあの鬘。昼にかぶり、夜は脱ぐ。その姿は禿げじい様。落差が大きすぎて・・には笑ってしまった。

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人物・団体紹介

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中野京子

北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表。新聞や雑誌に連載を持つほか、テレビの美術番組に出演するなど幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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