江戸大名の好奇心

中江克己

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784476033281
ISBN 10 : 4476033288
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
追加情報
:
238p;20

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読書メーターレビュー

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  • 志村真幸 さん

     本書は、『公評』の連載をまとめなおしたもの。27人の大名がとりあげられている。  算術に没頭した有馬頼徸、雪の結晶を観察した土井利位、茶の湯を極めた小堀遠州、図書をコレクションした前田綱紀、俳諧に熱中した藤堂高通、湯治に精を出した牧野成貞、オランダ語を話した鍋島直正など、有名どころからマイナーな人物までが紹介されている。  人物や生涯と、彼らの「好奇心」の対象となったものについて、簡単に分かる。  ただ、書きぶりはいささか雑に見えた。ちゃんと整理されていないし、よく理解できない箇所もあちこちに。

  • ケロたん さん

    激務の合間に趣味の域を越える芸術を残す大名たち。見習いたいものです。

  • めぐみこ さん

    極めて独創的な好奇心を発揮した27人の大名に焦点を当て、その好奇心の正体に迫る。庭園・茶道・科学…と、興味の方向は様々で読んでて楽しい。そしてやる事のスケール大きい。さすがお殿様。

  • こうきち さん

    KindleUnlimitedで読了。 面白かったけど、常に財政難と隣り合わせなのがなんとも言えないバカらしさも感じるところ。

  • akuragitatata さん

    いろんな文化活動をした大名を並べた本。面白いエピソードをつまみ食いするセンスは参考になる。幕藩財政との関係を論じているけれど、大名の文化活動は個々人の趣味だけではなく地域における公共事業という側面もあったので、好奇心だけでは片付かない。現在の政治経済・学芸文化とは違って、江戸時代の文化活動の担い手がたまたま大名だったという側面もある。知らないこともたくさん書いてあったので面白くよんだ。六義園とか、今は無くなってしまった巨大な庭園の話などもおもしろい。

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中江克己

函館市生まれ。編集者を経て現在は歴史作家。歴史の意外な側面や人物のもう一つの顔に焦点を当て、執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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