デビクロくんの恋と魔法 特装版 小学館文庫

中村航

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094060942
ISBN 10 : 4094060944
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
281p;15

内容詳細

相葉雅紀主演映画原作、早くも文庫化!
オリジナルミニトートバッグ付き特別版!


書店員・光には、絵本作家になりたいな、という漠とした夢があった。恋に関しては、だいたい相手から告白されて付き合うが、「やさしいんだど……」といわれて最終的には終わってしまうパターンが続いていた。そんな光には、「デビル・クロース」、略して「デビクロ」という謎キャラに変身して、「デビクロ通信」なるイラスト入りのメッセージを添えた手製ビラを、ポストなどに無差別に撒くという意外な一面が。そんな光に思いを寄せる実家の鉄工所で働く溶接女子の杏奈の好意に気づくことなく、ある日、光は彼女に運命の人が現れた話を嬉々としてしまうのだが――。

【著者紹介】
中村航 : 1969年岐阜県生まれ。2002年、『リレキショ』で文藝賞を受賞しデビュー。『ぐるぐるまわるすべり台』で野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おかむー さん

    2014年に心に残った作品を文庫版で再読。映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』を挟んでの再読なので初読みとは別物に近い好感触。『たいへんよくできました』。北山が光の絵本を読んで感じたことは、光というひとりの人間そのもののことでもあったのだろう。デビクロと自分を切り離したことで深みのない「いいひと」にしかなれなかった光に恋したのは、デビクロも込みで光を知る杏奈だけなのだから。全体に深みとしてはやはり原作、ただやっぱり杏奈への気持ちに気づく過程は映画版のほうが自然な流れだったね。

  • カピバラ さん

    なんだか、こぅ…326を思い出してしまったなぁ笑。ちょっとくさいけど、こういうポエミーな言葉って胸に刺さる。思春期なら特に!お話は、結局…灯台下暗し、大切なものは一番近くにあるってことでしょうか。

  • 七色一味 さん

    読破。季節外れ!(半年ほど)☆とってもピュアなお話です。ただ、おそらく光本人が描いた絵本のように素直すぎて、読んでいて目を逸らしたくなるような、そんな「痛み」のあるピュアさなんではないでしょうか。光自身、全身に「わだかまり」が溜まってくるんでしょうね。だからのボム行為であり、デビクロなんだろうな。

  • るんるん さん

    特典のカバンと相葉ちゃん主演で映画化っていうだけの理由で読んだ作品。もう相葉ちゃんにピッタリ。あの素直な感じがハマってるし。いつもヒロインはえ〜それは違う、というところがどこかしらあったけど、杏奈はずっと味方したまま読んでいた。光〜。というところがあったけど、それも楽しめた。時々笑えるところもあって楽しかったし、何で映画見に行かなかったんだろと後悔。ラブファンタジー系はあまり読まなかったけど、陽だまりの彼女とはファンタジーの種類が違った事が分かった。あ〜映画のDVD買わなきゃ!皆の続きが気になる!

  • mam’selle さん

    先々週末、観た映画の原作本。期待せずに観ましたが、相葉君のナチュラル感、榮倉さんの演技力共に良かったので原作を読んでみた。相葉君はそれほど演技力があるほうだとは思わないけれど、主人公にぴったりのイメージ。映画では杏奈役の榮倉奈々とレストランで食事する、美しくも残酷なシーンでバックに流れていたMY ONE AND ONLY LOVEがとても良かった。選曲された山下達郎さんのセンスにノックアウトされました。

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中村航

小説家。1969年、岐阜県生まれ。芝浦工業大学工学部卒業。2002年、「リレキショ」で文藝賞を受賞しデビュー。2003年に『夏休み』、『ぐるぐるまわるすべり台』が芥川賞候補となる。2004年、『ぐるぐるまわるすべり台』で野間文芸新人賞を受賞。メディアミックスプロジェクト『BanG Dream!』のス

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