医師・医学部のウラとオモテ 「悩めるドクター」が急増する理由

中村正志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784023314580
ISBN 10 : 4023314587
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
207p;19

内容詳細

「医師免許は取得したが、どの診療科に進めばいいか分からない」
「医師に自分が向いているという自信を持てない」
「医局を辞めたいがどうしたらいいか分からない」
医学部人気の高騰が続くなか、超難関の入試を突破し、
人もうらやむようなエリート街道を走っているはずの
医師や医学生たちがぶち当たる壁の数々。

なぜ彼ら彼女らは悩むのか? その背景にあるものは何か?
どのようにしてその悩みから抜け出したのか?

これまでに200人以上の医学生、300人以上の研修医・医師の
転職相談・キャリア相談を受けてきた医師専任キャリアコンサルタントの著者が、
現代の医師のリアルを本音で綴る一冊。
医師を目指している受験生はもちろんのこと、その保護者、
進路指導の先生、これから医師になる医学生、研修医、若い医師、
医師と共に働く医療関係者といった方々の「実用書」としてお役立てください。

【著者紹介】
中村正志 : 株式会社ニューハンプシャーMC取締役。医師専任キャリアコンサルタント。1971年生まれ。関西学院大学社会学部卒。大手経営コンサルティング会社にて旅行業、人材ビジネス業、教育機関、医療機関などのマーケティング支援や経営戦略策定を行った後、株式会社ニューハンプシャーMCの設立に参画。2005年に医師向けの人材紹介サービス事業を開始する。これまで300人以上の医師のキャリア設計に携わり、転職やアルバイト先の紹介だけでなく、医学生や研修医向けの勉強会なども主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しらたま さん

    中流以上の家庭に育ち成績も超優秀。そんな医師たちの悩みなんて、想像もつきませんでした。でも華やかなイメージの裏の過酷な現実の一部、知らされました。卒業しても続く長期間の研修は、経験を積み実力を上げるには必要。けれども当直→日勤では、医療事故が起こっても当然な気も。医師たちが人間らしい生活ができて初めて、私達が受ける医療の質が向上するのでは。労働に見合う賃金や、医局の封建的な体質、女性医師の問題等、解決してほしいことが山積み。せっかく膨大なお金と時間と苦労を積んでなることができた、医師。バーンアウトは残念。

  • cosmos さん

    今将来について考えて、自分の本当にやりたいことを明確にすることが大切

  • aya さん

    知りたい知識はあったので概ね満足だが、ちと誰を対象として書いているのかが不明瞭な点があったかな。完全に資料と割り切って読んだのでも問題はないですが。

  • izumai さん

    医学生→医師への道のりや、医師になってからの処遇、生き方、金銭面や進路への悩みなどの情報が詳しくわかる。どういう過程を経て医師になるのかや将来どういう分野を選ぶのかなど、将来へのの見通しが分かるので、医学生は一度読んでおくといい本だと思う。 筆者のコンサルタントは面白い。第3者からのアドバイスは見方が違うし、貴重なアドバイスが得られるのだろう。一方で、本当に医師の世界を理解しているの?この内容は全て信じていいの?と半信半疑の部分もある。でも読めてよかった。

  • うさこ社長 さん

    ★★☆☆☆キャリアコンサルタントって、結局医師の転職斡旋業ですよね。われわれ医師から見れば「外の人」なわけで、こんな風にしたり顔で何でも知っている風にあれこれ言われると、なんだかなぁと思ってしまいます。せめて医師や医学生の生の声もたくさん載せて欲しかったです。

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