日本語の作法 しなやかな文章術

中村明 (国語学者)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791771028
ISBN 10 : 4791771028
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
305p;20

内容詳細

ひらがなと漢字の使い分け、句読点の打ち方の基礎から、文学作品のしかけ、構成、余情の味わいまで―。作家文体や、巷にあふれる言葉の端々ににじむ、日本語の奥ゆき。書いてみたくなる、日本語レッスン。

目次 : 序章 よき書き手となるには/ 基礎編(表現のたしなみ)/ 応用編(表現のもてなし/ 表現のしかけ/ 描く/ 余白)/ 終章 表現の奥に映る人影

【著者紹介】
中村明編 : 1935年9月9日、山形県鶴岡市の生れ。国際基督教大学助手、国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、母校の早稲田大学教授となり、現在は名誉教授。『角川国語新辞典』『集英社国語辞典』編集委員。『日本語文章・文体・表現事典』編集主幹。日本文体論学会代表理事(現在は顧問)、高校国語教科書(明治書院)統括委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tamami さん

    日本語の文章の書き方について、ひらがなと漢字の使い分けや句読点の打ち所などのお約束を記した「基礎編」と、現代文学作品の、わずかな表現の違いが見せる季節感や人情の機微等に触れた「応用編」に分けて記述している。文章を読むのはとにかく、メールなども相手に送信した端から「しまった」と思うことがしばしばの自分にとっては、格好のテキストではある。ことに「応用編」では、日本語が持つ叙景・抒情表現の深さには圧倒される思いがした。俳句鑑賞の復権なども言われる今、手元に置いて時折開きたい一冊である。

  • 雛橋 さん

    最初読み始めは ん?となったけれど、まあ読み通すと理解できるとこもあった。まあ個性もあるし正解の書き方なんてないんだけど、言い方を変えてみるってのを徹底的に試してみるのもありか。しかし文章の締めを変えるのってなかなか難しいよね。あと文章の捻れは自分で気付きにくいし、自分で何回も採点して慣れるしかないよね。

  • NORIKUMA さん

    いまさらだけど、句読点の打ち方が知りたくて読んだが、特に決まりがないことに驚き。作家の文章を読むとひとそれぞれで、それも個性のひとつということで、勇気がわいた。(図書)

  • アイロニカ さん

    著者の辞典を何冊か持っており気になったので購入。前半の基礎編では学術書のような正確性を重視した文章の書き方をエッセイ風に解説し、後半の応用編では小説の精神性に通じる表現技法や描写のあり方を作品からの引用を交えて紹介している。何やら僕が小説をあまり好んで読まない理由が後半から分かった気がする。ストーリー運びや小手先のレトリックにばかり囚われていては文章自体の趣に気付けないのだ。読むにせよ書くにせよ、心に迫る文章とは感性の共鳴をもたらすものだと思い知らされた。

  • 栗きんとん さん

    中村明さん好きなんだけど、 〇〇だと〇〇になってしまうし という言い回しが続きすぎて食傷気味になる。

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