惑いの森 50ストーリーズ

中村文則

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781608648
ISBN 10 : 4781608647
フォーマット
発行年月
2012年09月
日本
追加情報
:
244p 19cm(B6)

内容詳細

植物になりたいと願う青年。毎夜、午前一時に現れる男。言葉を探し続ける郵便局員―どこか奇妙で、愛おしい人々。切なく、温かいショート・ストーリー集。ゆるやかに連鎖していく、それぞれの人生の、50の物語。

目次 : タクシードライバー/ 髪の長い青年/ 或る女/ 願い/ 惑いの森/ 誕生/ 蜘蛛/ 雨宿り/ 出口なし/ 郵便局で〔ほか〕

【著者紹介】
中村文則 : 1977年愛知県生まれ。福島大学卒業。2002年、『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。2004年、『遮光』で野間文芸新人賞、2005年、『土の中の子供』で芥川賞、2010年、『掏摸(スリ)』で大江健三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    中村文則全作品読破プロジェクト。今回は「惑いの森 ~50ストーリーズ~」です。これで12/16。暗闇から重くクセのあるボールが50球投げ込まれて来るイメージでしょうか?どれもジャストミートできませんが、ショート・ストーリーズという新しい試みでもあり、どの作品も楽しめます。特に12番目の「雨」が印象に残りました。シュールなイラストも文章とマッチして良い味を醸し出しています。

  • けい さん

    中村さんの作品は初読み。50のどこかに繋がりをもつストーリーがショートショートで掲載されています。挿絵があったり、一部にカラーを使ったりとかなりつくりのこった本です。文章量的には少ないので一気に読めてしまえるのですが、世界観をきっちり抑えたければ精読がおススメ。筆者自身を登場人物とするNの題名が付くシリーズは中村さんの本音?って思いながら読みました。ゆっくりと脳内を「惑いの森」に導いてくれる作品でした。

  • Åκ さん

    難解なパートもありますが、中村さんの独特な世界観は満載で、知らず知らず、引き込まれてしまいます。多分、共感出来るのは少数派なのかもしれませんが、気が付けば、蟻地獄の様に、中村ワールドに捕まってしまっています。蜘蛛に食べられるのも悪ないかと…

  • とら さん

    どこか連鎖している、50のショートショート。こう言う、カラーイラストが所々に付いている作品は、単行本で読みたくなる。手元に置いておきたくなる。中々ショートショートは途中で飽きる事が多いのだが、この作品は全然飽きず、むしろ一気読みしてしまった。もう少しじっくり読んで世界観を堪能しても良い位である。そしてこの作品群の中で、正直一番中村さんが本心から思っている事を描いているのは、Nシリーズだと思う。いつもとは違う目線・タッチ。何となくエッセイ風味で、とても面白かった。更に中村文則と言う作家・人間が好きになった。

  • 財布にジャック さん

    久々の国立国会図書館にて読了しました。短いお話が沢山詰まっていて、一つ一つがかなり短いので、すらすらと読めました。しかし、中村さん初読みなんですが、これから読んだらまずかったのかもとちょっぴり後悔しました。惑わされて迷子になってしまいそうな内容の短編集なので、中村さんってどんな作家さんなのかがつかみきれないまま終わってしまいました。嫌な話も怖い話もちょっと良い話も面白い話もごちゃまぜで頭の中がぐるぐるして、なんとも不思議な本でした。

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中村文則

1977年愛知県生まれ。福島大学卒業。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸』で大江健三郎賞を受賞。『掏摸』の英訳が米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」で2012年の年間ベスト10小説に選ばれる。14年、米国のD

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