基本情報
内容詳細
がん、そして医療の常識を覆す異色の医師対談。がんは放っておくと増殖・転移し、痛みにのたうち回って死に至る…という悲惨なイメージは、医療界のでっちあげだった。20年来、「『がん死』のお迎えは最高。ただし、治療しなければ」(中村)、「がんの9割に抗がん剤は効かない。患者よ、がんと闘うな」(近藤)と言い続け、実際に多くの「がん放置患者」の穏やかな臨終を見届けてきた2人が、がんという病、医療の実態、そして人間の死について語り尽くす。
目次 : 第1章 がんの誤解を解く(どうせ死ぬなら「がん」がいい/ 治療しなければ、がんはけっこうな病気/ がんが痛むのではない。治療で痛む ほか)/ 第2章 医療に殺される(「がんにかかるとすぐ死ぬ」イメージは医療が作った/ 99の死屍累々は隠して1の成功例だけを強調/ 胸部CT検査2回で「避難」レベルの被ばく ほか)/ 第3章 日本人と死(死に目に立ち合う症候群/ 臨終のすったもんだ/ 胃ろうと「生かすことはいいことだ」 ほか)
【著者紹介】
中村仁一 : 1940年生まれ。京都大学医学部卒業。財団法人高雄病院院長、理事長を経て、2000年2月より社会福祉法人老人ホーム「同和園」附属診療所所長、医師。1996年4月より、市民グループ「自分の死を考える集い」を主宰
近藤誠 (医師) : 1948年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学医学部放射線科入局。83年から同大学医学部放射線科講師。がんの放射線医療を専門とし、乳がんの乳房温存療法を積極的にすすめる。また、医療の情報公開にも力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2013/08/19
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人物・団体紹介
中村仁一
1940年長野県生まれ。医師。京都大学医学部卒業。財団法人高雄病院院長、理事長を経て、2000年2月より社会福祉法人老人ホーム「同和園」附属診療所所長を務め、末期の肺がんにより、2020年9月に同所を退職。1985年10月より、京都仏教青年会(現・薄伽梵KYOTO)の協力のもとに、毎月「病院法話」を
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